JFEスチールは26日、全製鉄所・製造所の基幹システムを従来のメインフレーム(IBM・富士通製)からオープン環境に完全移行し、全地区での刷新を完了したと発表した。これにより全社的にDX推進の基盤が整い、今後さらにAIなどの最新技術を活用した柔軟な業務プロセス改革をさらに推進するとしている。なお、今回の刷新はJFEシステムズ、アクセンチュア、TISの支援のもと行った。総投資額は約1100億円。
JFEスチールはこれまで各製鉄所・製造所の基幹システム刷新を並行して推進し、仙台製造所を皮切りに順次オープン環境に移行してきた。業務の取捨選択を行ったうえで残すべき業務ロジックは活用しつつ、レガシー言語からオープン言語に変換。プラットフォームは最新のクラウド環境へ移行を目指し、2025年12月に西日本製鉄所(福山地区)、東日本製鉄所(千葉地区)の移行が完了した。
これにより、全地区の基幹システム約2億STEPの刷新を当初計画(2027年度末完了予定)から2年前倒しとなる5年2ヶ月という短期間で完遂した。
(IRuniverse K.Kuribara)