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工作機械26年1月受注確報  工作機械工業会1月受注確報 1月25.3%増1456億円、輸出は先月に次ぐ過去2番目

2026/02/27 22:52
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工作機械26年1月受注確報  工作機械工業会1月受注確報 1月25.3%増1456億円、輸出は先月に次ぐ過去2番目

工作機械工業会1月受注確報 1月25.3%増1456億円、輸出は先月に次ぐ過去2番目

 

1月工作機械受注1456億円(25.3%増)と7ヶ月連続同月比増加

 2/26の15時に日本工作機械工業会の2026年1月工作機械受注確報が開示された。1月受注は1455.79億円(同月比25.3%増、前月比8.2%減)と7カ月連続同月比増加、年末月比較で前月比は減少となった。なお1月としては、2018年の1544億円以来の数字で、歴代2位の受注金額となった。

外需34.2%増1129.6億円は4ヶ月連続1000億円超え、過去2番目の額、中国は過去最大

外需は1129.6億円(同月比34.2%増、前月比4.9%減)と16カ月連続同月比増となった。前月比では4.9%減となったものの4ヶ月連続1000億円超え、しかも12月に次ぐ過去2番目の受注金額となった。

主要4業種では、同月比全てプラス、前月比では一般機械、自動車が増加した。一般機械は307.9億円(同月比24.4%増、前月比7.4%増)と2ヶ月ぶりに300億円台に復帰し、高水準を維持している。自動車は269.0億円(同月比50.0%増、前月比2.4%増)と同月比12ヶ月連続増加、6ヶ月連続で200億円超えとなり、2ヶ月連続260億円超となった。電気・精密は190.4億円(同月比27.1%増、前月比13.4%減)と同月比3ヶ月連続増加、堅調な動きに。航空・造船・輸送機械は111.5億円(同月比68.6%増、前月比23.8%減)と、2024年12月の144億円を抜いて月間最高額となった12月の反動減も、2ヶ月連続100億円超えとなっている。

主要3極別ではアジアが618.5億円(同月比38.1%増、前月比17.7%増)と、4ヶ月連続500億円超え、過去最高額更新となった。特に東アジアは494.9億円(同月比56.8%増、前月比22.6%増)となり、2017年11月の487億円を超えて過去最高額更新となった。このうち中国は433.0億円(同月比56.9%増、前月比16.6%増)と同月比22ヶ月連続増加、3ヶ月連続350億円超えとなり、2017年11月の412億円を上回り、過去最高額更新となった。中国の主要4業種は同月比、前月比とも全業種で増加した。一般機械向けは136.6億円(同月比40.1%増)と補助金効果が継続、7ヶ月連続同月比増となった。自動車は146.7億円(同月比61.0%増)と大きくジャンプアップ、高水準のEV投資が継続している中で2018年6月の136.9億円を抜き、月間最大受注額となった。電気・精密は93.2億円(同月比92.6%増)と3ヶ月連続2ケタ増となった。全体として中国の工作機械NC化向上促進への補助金政策継続、自動車もEVでの大型投資が支えている。この他、韓国は28.35億円(7.8%増)、台湾も33.56億円(2.6倍)と増加した。その他アジアは123.7億円(同月比6.6%減)と3ヶ月ぶりに減少したが、9ヶ月連続で100億円超となっている。インドが58.4億円(同月比30.4%減、前月比5.0%増)と、2ヶ月ぶりの60億円割れとなった。その他ではタイが18.32億円(73.3%増)となっている。

北米は345.5億円(同月比43.0%増、前月比16.6%減)となり、12ヶ月連続250億円超となった。このうちアメリカは310.9億円(同月比49.7%増、前月比10.1%減)と12カ月連続同月比増加となり、前月の415億円に対し減少も、過去2番目の受注金額となった。米国政府が7月に即時償却の恒久化を打ち出すなど税制改正が受注増の追い風になっていると見られる。米国主要4業種は全業種同月比増加した。一般機械が74.2億円(7.0%増)、自動車は58.0億円(2.4倍)に。電気・精密は19.6億円(同月比13.4%増、前月比70.3%減)と、前月比大幅減も大口受注の反動減で、同月増が続いている。航空・造船・輸送用機械は55.5億円(同月比2.8倍、前月比40.9%減)となり、12月が過去2番目の高い数字との比較で大幅減も同期比では好調を維持している。またメキシコは16.11億円(同月比3.9%増、前月比7.12%減)となり、こちらも単月で過去最高額を大幅更新した前月の反動減となった。

欧州は150.5億円(同月比13.9%増、前月比32.2%減)と7ヶ月連続同月比増、5ヶ月連続150億円超えに。ドイツが38.1億円(同月比25.2%増、前月比10.9%減)と、同月比増も4ヶ月ぶりに40億円割れに。イタリアは21.7億円(同月比44.1%増、前月比5.0%増)で7ヶ月連続同月比増となった。欧州の主要業種4業種では、前月比で全てが減少、同月比では電気・精密を除き増加した。一般機械が47.9億円(46.0%増)と2ヶ月ぶりに50億円割れも、同月比では4ヶ月連続増加と堅調な推移。自動車は17.4億円(27.6%増)と同月比増も低水準にとどまっている。電気・精密は13.5億円(24.9%減)と、低水準が続いている。航空・造船・輸送用機械は22.4億円(同月比12.8%増、前月比38.1%減)と月間最高額を更新した前月の反動減も、20億円を超えており堅調に推移している。

 

内需326.2億円(同月比2.0%増、前月比18.2%減)と低調、政府の大型支援策に期待

内需は326.2億円(同月比2.0%増、前月比18.2%減)となった。8月、12月に続く3番目に低い数字で低調な推移が続いている。

主要4業種は同月比で全業種増加、同月比では電気・精密、航空・造船・輸送用機械が増加となった。一般機械は120.0億円(同月比1.2%増、前月比24.3%減)と、同月比で2ヶ月連続増加した。自動車は65.7億円(同月比10.0%増、前月比27.4%減)と4ヶ月連続同月比増加とトランプ関税措置が一応解決したものの、依然低水準。電気・精密は52.2億円(同月比20.6%減、前月比33.1%増)と、5ヶ月ぶりに同月比増に転じ、半導体などで動きがあったとみられる。航空・造船・輸送用機械は34.3億円(同月比68.3%増、前月比14.8%増)と同月比3ヶ月連続増加となった。

内需全体としてトランプ関税が日米間で決着、低迷していた自動車向けが若干戻っている。ただし、内需は緩やかな回復基調にある航空・造船・輸送用機械を除き力強さがない。このため、何らかの内需振興策が必要であるが、ここに来て高市政権でビンテージ生産設備の統合、大規模な買換え特例措置の発動の動きがあり(規模的には2300億円規模)、実現されれば「内需の大きなインパクト」となるとの期待が高まっている。

 

 

1月販売は同月比14.9%増1279億円、受注残0.3%増7751億円は32ヶ月ぶり同月比増

1月販売は1279億円(同月比14.9%増)と4ヶ月連続同月比増加となった。受注残高は7751億円(同月比0.3%増)と9ヶ月連続7000億円乗せ、32ヶ月ぶりに同月比増加に転じた。

1月工作機械4社受注32.2%増、同月比19ヶ月連続増加し内需も8ヶ月ぶりに増加

日刊工業新聞が集計している工作機械主要4社の1月受注が2/11に発表されている。4社合計で394億円(同月比32.2%増)と、20ヶ月連続同月比増加となった。輸出は308.97億円(39.4%増)となり、4社とも同月比増加し、17ヶ月連続同月比増加となった。また、国内も85.01億円(11.2%増)となり、8ヶ月ぶりに同月比増加に転じた。

牧野フライスが100.93億円(同月比24.9%増)で、輸出が2ヶ月連続増加、特に中国が電子部品、自動車向けが大幅増加した。国内は25.46億円(5.2%増)と4ヶ月ぶりに同月比増加に転じた。内外ともに2025年度としては月間最高額となった。また月次受注100億円超は2022年7月の101.82億円以来となった。

オークマは140.05億円(3.3%増)と5ヶ月連続同月比増加。国内が43.12億円(3.8%増)と8ヶ月ぶりに同月比増加に転じた。輸出は96.93億円(3.1%増)と米国で航空宇宙向けに大型案件を受注、16ヶ月連続増となった。

芝浦機械は32.04億円(2.7倍)で、輸出が22.31億円(4.1倍)と、中国向け大型サーバー関連などの超精密加工機など大型受注が寄与した。国内も9.73億円(50.6%増)と3ヶ月ぶりに増加に転じた。

 

ツガミは120.96億円(32.2%増)で、輸出が114.26億円(74.4%増)と主力の中国向けが自動車、データセンタ関連、電子機器向けなど、x高水準を維持、9ヶ月連続同月比増加、春節前の駆け込みもあった模様。

 

 

 

出所:日本工作機械工業会1月受注発表資料、日刊工業新聞社掲載4社受注よりアイアールユニバース加工

 

(IRuniverse Okamoto )

 

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