豪ASX上場企業Dateline Resources社は3月4日、先週2月27日に買収完了を発表していた米国の重希土類元素(HREE)プロジェクトMusic Valleyに関して、早速探査プログラムを開始させたとの声明を発表した。
Music Valley重希土類元素(HREE)プロジェクトは、米国カリフォルニア州Music Valley地域に位置し、57の鉱区(総面積1,140エーカー)から構成されている。米国地質調査所(USGS)の過去のサンプリング計画でHREE鉱化などが注目されていた。
Dateline社は今回の買収条件の一環として、Fermi Critical Minerals Inc.への100万米ドルの投資を完了。これは、米国内でウランやレアアース事業を行い、探査・開発段階の8つのプロジェクトを保有しているFermi社のポートフォリオ全体の探査加速を目的とするものであると述べられている。
Dateline社のマネージング・ディレクターStephen Baghdadi氏は、Fermi社とのこの取引を、「(米国の)国内サプライチェーンの戦略的重要性が増す中、米国における金・ウラン・軽希土類・重希土類への弊社のエクスポージャーを強化するもの」と評価している。
3月4日の探査プログラムに関する報告では、探査が今週(3月2日からの週)開始予定であること、Precision GeoSurveys社によるヘリコプターによる高解像度での磁気・放射能調査の実施予定、結果は調査完了後3~4週間で得られる見込みであること、また、同じく今週から専門家を招いての地質図作成と岩石チップサンプリングが開始することなども明かされた。
Baghdadi氏は、「Music Valleyでは一日たりとも無駄にしません」と力強いコメント。「ジスプロシウム、テルビウム、イットリウムは戦略的素材であり、安定供給はもはや選択肢ではなく必須要件」とした上で、「Music Valleyには地質学的条件が揃っており、我々はこの地が解決策の一部となり得るか否かを迅速かつ体系的に判断していきます」と意気込みを見せている。
(IRUNIVERSE A.C.)