TREホールディングスグループのリバーは10日、再生プラスチックの供給力を一層強化すべく、当社で初めてプラスチックの再資源化に特化した「市原事業所袖ヶ浦プラスチックソーティングセンター(仮称)」の開設を決定したと発表した。
同計画は、住友化学千葉工場(袖ヶ浦第Ⅱ地区)内に約3010 ㎡の土地を賃借し、ELV由来のバンパーや内装材などの硬質プラスチックを集中的に破砕・選別することで、高品質な再生プラスチック原料の効率的かつ安定的な供給を目指すもの。同センターでは年間約 1700 トンを処理予定であり、取扱数量の約70%を再生材として安定供給できるよう、段階的に生産能力を高めていく方針だ。
母材となる ELV由来の硬質プラスチックは、当センターを管轄する市原事業所を中心に、同社の自動車リサイクル事業を担うELV川島事業所やELV柏事業所などから回収する。さらに、2026年4月に開始予定のインセンティブ制度を活用し、新たにリバーを「管理会社」とした解体事業者によるコンソーシアムを組成。外部の自動車解体事業者と協働し、ELV由来の資源回収スキームの管理・運用を通じて安定的な原料調達を実現していく。
今後は、設備の機能検証と並行して、当社グループ全体で母材の調達力を一層高めていくことで、 再生プラスチックの安定供給と研究開発の加速へとつなげていく考え。また、所在地域の特性を 生かした“共創”を推進することで、再生原料メーカーとしての地位を確固たるものとしたい狙いだ。
(IRuniverse K.Kuribara)