先月末、一部の証券会社のアナリスト及び機関投資家は、JFEホールディングスとJSWの合弁会社であるJSW JFE Steel Limited(JJSL)の Sambalpur 製鉄所を訪問したようだ。
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同製鉄所は、周囲を鉄鉱石鉱山に囲まれている原料立地の工場。26年3月末には同社所有のNetrabandha鉄鉱石鉱山が創業を開始し、工場間をスラリーパイプラインで繋ぎ搬送(総調達量の6割を占める)しているため、購入価格は安価でコスト競争力が高い。また、工場があるOdisha州は、海に面しており港湾が整備されていて貿易にも適している。それに4,800万人の人口の約61%が労働人口に当たり豊富な労働力を活用できる。
現在450万トンの粗鋼生産能力(BPSL:JSWとのJV)を2030年までに1,000万トンと2倍に引き上げるプロジェクトがスタート。6月までには土地の買収を完了する予定。また、7月より着工する5,300立米の大型高炉の建設計画もあり、長期的には1,500万トンまで能力を引き上げる計画がある。
インド政府の「メーク・イン・インディア」を背景に成長するインド国内の需要獲得徳を目指す。また、インド最大のJSWとJFEのシナジー効果にも期待したい。
(IRuniverse 井上 康)