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東京鐵鋼: 26/3期決算を発表。概ね計画並みで着地。27/3期は増収ながら減益予想

2026/05/07 15:00
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東京鐵鋼: 26/3期決算を発表。概ね計画並みで着地。27/3期は増収ながら減益予想

5月7日13時半、東京鐵鋼は26/3期の決算を発表。おおむね会社予想並みで着地。続く27/3期は減収減益予想を発表した。同時に自己株式取得も発表した。後日開催予定の説明会後に再度報告する予定。

 

<26/3期実績>

 概況:同社の強みである建設現場の省力化・省人化に寄与する製品や工法の提案活動に引き続き注力し、主力の「ネジテツコン」を中心とした高付加価値製品の販売推進、また主原料およびその他諸資材の価格高騰を受けた製品価格の改善や各種コスト削減の取り組みによる収益の増強に努めた。

 

実績:売上高は、鉄筋およびその関連商品等の出荷数量が減少したことなどから725億円と前年同期比100億円(12.2%)の減収となった。

 利益面については、鉄筋およびその関連商品等の出荷数量の減少を主因に、営業利益は前年同期比26.3億円(17.9%)減益の120.4億円、経常利益は同30.1億円(20.0%)減益の120.4億円、当期利益は、同27.7億円(25.6%)減益の80.7億円となった。

 

図表1、26/3期実績(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<27/3期見通し>

 環境:電炉小棒業界は、棒鋼の需要が低迷する中で、主原料の鉄スクラップ価格の上昇をはじめ、様々な要因から諸コストの高水準での推移が想定され、経営環境は依然として楽観できない。

 同社としてはこのような環境下において、以下に記載した今年度からの新たな「中期経営方針」のもと、顧客の「課題解決」に資する省力化ソリューション提案、高付加価値製品である太径・高強度鉄筋の拡販(地域の拡大、高層建物から中低層物件もターゲット)、生産コスト・物流コストの削減やDX戦略を進めることで、収益および企業価値の増大に取り組んでいく。

 

 業績見通し:売上高760億円、営業利益100億円、経常利益100億円、当期利益71億円を見込む。なお、配当については26年4月1日に普通株式1株につき3株の割合で株式分割を実施したため、それを考慮しなければ300円/株と前期と変わらず。

 

図表2、27/3期業績見通し(百万円、円/株)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

<株主還元>

 26年度からスタートする中計に伴い配当性向を30%以上から35-40%を目指すに見直した。

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

●自己株式取得

・理由:株主還元の充実ならびに資本効率の向上を目的として、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行のため。

・取得に係る事項の内容

(1) 取得する株式の種類 同社普通株式

(2) 取得する株式の総数35万株(上限)、発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合 1.38%

(3) 株式の取得価額の総額5億円 (上限)

(4) 取得する期間 26 年5月11日~26 年6月30日

 

<参考>

図表4、四半期別業績推移(百万円、%)

出所:会社発表資料よりIRU作成

 

 

(IRuniverse 井上 康)

井上 康

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