3日JX金属から発表された銅スタート建値は前回比70円引き上げの2,330円、平均2,323.0円。亜鉛建値は据え置きの628円、平均628.0円。
日本伸銅の真鍮削粉価格は6月第2回目の改定で42円引き上げの1,610円、平均1,606.2円となった。
LME銅相場は6月入り後も上昇基調を維持。現地2日のLME銅3カ月物終値は14,040.5ドルと、5月中旬以来の高値圏まで続伸した。AI投資拡大やデータセンター向け電力インフラ需要への期待に加え、米国による銅輸入関税観測を背景としたCOMEXプレミアム拡大が相場を支援している。LME在庫は38万4,250トンまで減少し、現先コンタンゴも3ドル程度まで縮小するなど現物逼迫感が意識されている。
LME亜鉛相場も堅調。現地2日の3カ月物は3,641.5ドルまで上昇した。中東情勢を巡る不透明感に加え、非鉄市場全体への資金流入が続いていることが支援材料となっている。一方で、中国景気や実需動向への警戒感は根強く、上値では様子見姿勢もみられる。
為替は、前回改定時TTS 160.46円に対し、足下160.99円で53銭の円安。
LME銅相場 国内建値 1カ月
真鍮削粉(メーカ買値)推移(JPY/㎏) 1カ月
LME亜鉛相場 国内建値 1カ月
ドル円為替相場 3ヶ月
(IRUNIVERSE S. Aoyama)