帝国データバンクのレポートによれば、豊栄通商(資本金1000万円、江戸川区)と、関係会社の豊栄フードサービス(資本金1000万円、同所)、豊栄リアルエステート(資本金1000万円、同所)の3社が、12日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったという。
豊栄通商は、2007年4月に設立された鉄・非鉄スクラップの輸出入業者。製鋼原料(H2、HS、新断・シュレッダーなど)や一般鋼材を国内の鉄・非鉄金属卸業者などから仕入れ、国内のほかベトナムや韓国、台湾、中国、東南アジアを中心とする海外の製鉄会社に対して輸出していた。また、H形鋼などの製品を韓国の製鉄会社から仕入れ日本の商社に販売するなど、輸入事業も手がけて業績を拡大。積極的な営業での販売量の増加や単価上昇も見られた2024年1月期には年売上高約223億2900万円を計上していた。
グループとして海運事業や不動産事業、飲食店事業なども展開していたが、近時は資金繰りが悪化し、取引先への支払いに支障を来す事態となっていたという。
負債は、豊栄通商が約50億円、豊栄フードサービスが約3億円、豊栄リアルエステートが約3億円、3社合計で約56億円だが、変動する可能性がある。
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(IRuniverse K.Kuribara)