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赤澤経産大臣、「我が国のみをターゲットとした輸出管理措置は決して許容できない」―レアアース規制問題

2026/06/12 20:59
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赤澤経産大臣、「我が国のみをターゲットとした輸出管理措置は決して許容できない」―レアアース規制問題

赤澤亮正経済産業大臣は11日、参議院の経済産業委員会会議に参加し、中国のレアアース輸出規制について言及。「我が国のみをターゲットとした輸出管理措置は国際的な慣行と異なり決して許容できないものであり強く抗議し撤回を求めている」と強調した。

赤澤大臣は、中国の軍民両用品審査の厳格化に対する措置について問われると、抗議・撤回を継続する姿勢を示したうえで、「レアアースを含む重要鉱物の輸出管理については従来から強い懸念を表明し適切な対応を取るように要請している」と報告した。加えて、永久磁石のレアアース原料リサイクル設備の導入支援や、レアアースフリー磁石の開発、生産設備増強支援にも取り組んでいきたいと意欲を示した。

 

中国に工場を持つ日本企業も苦境に


 

レアアースに関する質疑は立憲民主党の村田享子議員からも挙がった。同氏は、超硬工具に使用されるタングステンについて、「中国に工場を持つ日本のタングステン製品メーカーによれば5月以降、中国から日本に輸出する際に審査が厳しくなっただけでなく、日本以外の国に輸出する際も迂回輸出をするのではないかと疑われている」と報告。タングステン供給確保のための具体的な対策を経産省や赤澤大臣に尋ねた。

大臣はこの問いに対し、「特定国への依存から脱却するためには、供給元多角化や国内資源循環を進めていくことが重要」と回答。供給元多角化については、出資や助成金支援により鉱山開発や精錬事業の案件組成を引き続き後押ししていくと伝えた。

国内資源循環促進については、超硬工具の製造事業者などで構成される日本機械工業会において、使用済み工具のリサイクルに関するガイドラインが改定されているとしたうえで、経産省としても「工具のユーザーが加盟する60の民間団体に対して協力を働き掛けている」と述べた。

村田議員はこれを受けて、「海外に売られてしまうかもという懸念を持ちつつも高価格で買い取ってもらえるとなれば経営のことを考えると心が揺れてしまう」リスクもあると指摘。ガイドラインを周知するとともに、国内でも高い価格で適正に買い取って国内循環を促す仕組みの検討を求めた。

 

Kota Kuribara

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