WSA(世界鉄鋼協会)が発表した26年4月の粗鋼生産量(速報)を受けて国内大手耐火物レンガメーカーである品川リフラと黒崎播磨の、それぞれの海外子会社のある国の粗鋼生産を比較してみた。なお、品川リフラ(JFE系:白レンガ)と黒崎播磨(日本製鉄系:黒レンガ)。速報値を使用しているため、過去の数値は確報値に修正しているので、伸び率等も変化している。
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両社の業績につて、国内の状況は大差が無いが、違いが出るのは海外子会社の状況になる。品川の連結子会社はブラジルに、黒崎はインドに連結子会社があることが理由となる。
最近の両社の業績に影響を与えているブラジル(品川)とインド(黒崎)の粗鋼生産量は下図の通り。26年4月のブラジルの粗鋼生産量は前年同月比2.1%増と5ヵ月ぶりに増加し、回復傾向にある。一方、インドの伸び率は3.7%増と増加傾向が続くものの、伸び膣が鈍化してきているのが気がかりなところ。ただ、最近は、セメント業界向けなど非鉄業界向け拡大しておりその影響が出始めているため、一概に粗鋼生産だで見ることができないが、まだウエイトが少ないため参考としてみることができる。
図表1、ブラジルの粗鋼生産量推移(千トン、%)

注意:伸び率は前年同月比
出所:WSAよりIRU作成
図表2、インドの粗鋼生産量推移(千トン、%)

注意:伸び率は前年同月比
出所:WSAよりIRU作成
<参考>
以下は、両社が関連するその他地域の粗鋼生産量の推移
図表3、世界の粗鋼生産量推移(千トン、%)

注意:伸び率は前年同月比
出所:WSAよりIRU作成
図表4、世界(除く中国)の粗鋼生産量推移(千トン、%)

注意:伸び率は前年同月比
出所:WSAよりIRU作成
図表5、中国の粗鋼生産量推移(千トン、%)

注意:伸び率は前年同月比
出所:WSAよりIRU作成
図表6、日本の粗鋼生産量推移(千トン、%)

注意:伸び率は前年同月比
出所:WSAよりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)