6月26日9時半、財務省は26年5月の貿易統計を発表した。電炉鋼メーカーが鉄スクラップを溶かす際に使用する人造黒鉛電極(以下電極)の輸出入状況は次の通り。
5月の電極輸出量は、前年同月比38.6%減の585トンと、3ヵ月連続で大幅減少。前月比2.5%増(2ヵ月ぶり)。輸出平均価格は同0.8%低下し60.0万円/トン3月連続で前年同月を下回った。前月比3.2%下落(2ヵ月ぶり)。なお、主要国別の輸出状況については、「黒鉛電極:国別電極輸出状況(26年5月)」を参照。
図表1、人造黒鉛電極の輸出量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
一方、電極輸入量は、前年同月比89.2%増の1,116トンと、2ヵ月連続で増加。前月比1.2%増(2ヵ月連続)となった。輸入平均価格は同19.1%上昇(11ヵ月連続)し、58.9万円/トン。前月比1.2%上昇(2ヵ月連続)した。なお、主要国別の輸入状況については、「黒鉛電極:国別電極輸入状況(26年5月)」を参照。
図表2、人造黒鉛電極の輸入量と伸び率(千トン、%)
出所:貿易統計よりIRU作成
<参考>
依然、国内平均価格は、輸出平均価格を上回っているが、輸出平均価格は、2ヵ月連続で輸入平均価格を上回った。
図表3、電極輸出入価格の推移(千円/トン)
出所:貿易統計・生産動態統計よりIRU作成