アルコニックスは9日、次世代型太陽電池スタートアップPXPに出資したことを発表した。
同社は経済産業省が策定した「第7エネルギー基本計画」にて脱炭素とエネルギー安全保障の観点から国内サプライチェーンの強化に焦点を当て、今回PXPが製造する「カルコパイライト型太陽電池」や「ペロブスカイト型太陽電池」に着目し、今回の出資を決定した。また、社会実装に向けて、レアメタル分野の知見、調達能力並びに非鉄金属リサイクル機能が重要となり、同社とPXP間で協業事業の創出を目指している。
PXPが製造する「カルコパイライト型太陽電池」は、次世代太陽電池である薄膜太陽電池の一種。現在主流のシリコン型太陽電池と比較して、重量は10分の1以下(1kg/㎡以下)と軽量であり、曲面にも設置可能なフレキシビリティを備えている。また、同じ薄膜太陽電池である「ペロブスカイト型太陽電池」と比較して、衝撃や火災に対する高い耐性を有するほか、発電効率が低下しにくいという特長がある。これらの特長により、築年数が古いことなどを理由に屋根の耐荷重性能が十分でない工場や各種施設の屋上にも、太陽光発電システムを導入できる可能性が広がると期待される。
(IRuniverse)