三井金属は5日、事業創造本部 AST(Advanced Sinter Technology)事業推進ユニットが開発・事業化を進める銅焼結材料「Cuprima™(クプリマ)」について、電気自動車(EV)向け次世代パワーモジュールの接合材料として初めて量産採用が決定したと発表した。
近年、EV向けをはじめとするパワーモジュールでは、高出力密度化・高効率化が進展しており、高い熱伝導性と長期信頼性を備えた接合材料へのニーズが高まっているという。
同社の「Cuprima™」は、独自の粒子設計技術とペースト配合技術により、銅本来の特長を活かしながら、高い放熱性と信頼性を両立した接合材料。今回の採用は「Cuprima™」として初の量産採用決定であり、本格的な事業展開に向けた重要な節目となる。現在、グローバルで30社を超えるパワー半導体メーカーにおいて評価が進められており、一部の顧客では2026年度中の量産採用を目標とした評価が進行しているようだ。
(IRuniverse K.Kuribara)