蝶理は6日、インドのRCMPA Polishing Technology Pvt. Ltd.(RCMPA)と、同社が製造するセリウム化合物について、日本国内における独占販売代理店契約(MOU)を締結したと発表した。
蝶理の無機ファイン部で、RCMPA 社製品の販売・マーケティング、顧客開拓や技術サポートを担う。一方、RCMPA社は安定供給や必要な技術資料の提供などを通じて事業推進を支援する。
なお、RCMPA社が既に直接的または間接的に取引関係にある特定の顧客については、契約の対象外となる。
蝶理は契約を通じて、セリウム化合物の研磨剤用途及び触媒用途への展開を進めるとともに、特に半導体領域で需要拡大が見込まれる CMP スラリー向け用途に注力し、国内顧客への提案力とサポート体制を強化していく方針だ。
また、調達面においては、中国依存のリスク低減に資する選択肢の拡充を図る。RCMPA社は、原料から製造・供給に至るまでの全工程をインドのサプライチェーンで構築しており、地政学リスクや物流上の制約の影響を抑えた安定供給体制が期待されるという。
さらに、数少ない「鉱石由来」の軽希土レアアース化合物という特長を活かし、材料選定の幅を広げる提案を強化していく。
(IRuniverse K.Kuribara)