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ベステラ「再エネ設備材の資源循環アップサイクル事業」実装を報告

2026/08/19 13:44 FREE
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ベステラ「再エネ設備材の資源循環アップサイクル事業」実装を報告

 8月19日、ベステラ株式会社(代表取締役社長 本田豊)は、宏幸株式会社(代表取締役 八木和芳)が環境省より取得した「プラスチック再資源化2号認定*1」を活用し、日本通運株式会社(代表取締役社長 竹添進二郎)とともに、くろしお風力発電株式会社が所有する銚子高田町風力発電所(千葉県銚子市)のFRP*2ブレード*3マテリアルリサイクルによる再エネ設備材の資源循環アップサイクル事業スキームを社会実装したと発表した。 

 宏幸(株)は、風力発電設備の解体に伴うFRPブレードの埋立廃棄を解決する世界初の「風車FRPブレード高度リサイクル技術」を、環境省「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金脱炭素型循環経済システム構築促進事業(うちプラスチック等資源循環システム構築実証事業)」を通じて2024年に開発した。
 今回、プラント解体事業会社のベステラ(株)が、CO2排出抑制を目的に開発したクレーンを使用しない「転倒工法」によって解体施工した、くろしお風力発電(株)が所有する銚子高田町風力発電所のFRPブレードを、日本通運(株)がプラスチック使用製品産業廃棄物等収集運搬車にてヒロコウエコテクノロジーセンター(神奈川県山北町)へ運搬、宏幸(株)が同センターにて製造する再生FRP合成樹脂材の原料となった。 宏幸(株)が製造した再生FRP合成樹脂材(既製品)は、千葉県銚子市の同風力発電所解体現場進入路で活用され、今般の協業体制によって「プラスチック再資源化2号認定」による再エネ内資源循環アップサイクル事業スキームが社会実装されたことになる。
 なお、同スキームによるCO2削減効果は、転倒工法による風力発電設備解体によりクレーン解体比で約40%の削減、風車FRPブレード高度リサイクル技術によるマテリアルリサイクルにより埋立・焼却処分比で約36%の削減となる。 これまで、処理困難物であるFRPブレードの処理方法は、コスト面から埋立廃棄が一般的だった。近年は中間処理業者を介してセメント原料とするリサイクルが拡大している。
 


【用語解説】
*1 プラスチック再資源化2号認定:
2022年施行の「プラスチック資源循環促進法」で新設された、再資源化事業者のプラスチック再資源化計画を環境省が認定するもので、全国に排出物収集運搬を可能とする制度。

*2 FRP:
繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の略称。軽くて強いことから、バスタブ・風車ブレード・船舶等に使用されている。G-FRP(ガラス繊維強化プラスチック)とC-FRP(炭素繊維強化プラスチック)があり、従来の風車ブレードはG-FRPが主であったが、最近の大型風車は洋上発電用途を含めC-FRPが多い。

*3 ブレード:
風力発電機の「羽」を指し、風力発電1基あたり通常サイズで5t/枚のFRP製ブ レードが3枚=15t/基が排出される。 

 

(IR universe rr)
 

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