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ステンレス鋼材国内市場近況2026 #10  2026暦年上半期 熱間圧延鋼材生産・消費・在庫

2026/08/31 12:14 FREE
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ステンレス鋼材国内市場近況2026 #10  2026暦年上半期 熱間圧延鋼材生産・消費・在庫

2026年8月18日、(一社)日本鉄鋼連盟が2026年6月の特殊鋼熱間圧延鋼材・生産・消費・在庫内訳を発表した。

2026暦年上半期のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産は104万4,264トンと2025暦年同期(101万5,316トン)比2.9 %増となった。月換算で17.4万トン。

2025暦年のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産は、2024暦年(204万6,025トン)を僅かに1.0 %上回り、206万8,026トン。月換算で17.2万トンだった。

2026暦年換算では、2025暦年を上回る見通しとなった。

 

2026暦年第1四半期のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、50万8,456トンと2025暦年同期(50万8,883トン)比並み、2026暦年第2四半期のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、53万5,808トンと2025暦年同期(50万6,433トン)比5.8 %増となった。

 

<2026年6月 生産・在庫・消費:表1>

2026年6月のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産は、18万7,325トンとなり、前月5月(18万425トン)比 では3.8 %増、前年同月(16万9,525トン)比では10.5 %増となった。

鋼種別内訳(前年同月比)はCr系が23.5 %増の85,231トン。Cr-Mo系、Cr-Mn系については実際には生産はあるが、生産企業が1社に絞りこまれることで具体的な生産量は公表されていない。

Cr-Ni系(304系)は2.2 %増の67,375トン、Cr-Ni-Mo系は2.6 %増の13,588トン,その他系は0.8 %減の21,131トンとなった。

鋼種別ステンレス熱間圧延鋼材6月のデータは下記よりご確認ください。

2026年6月のステンレス熱間圧延鋼材生産統計 前年同月比10.5%増187,325トン となった。

 

2026年6月末の在庫は、10万1,883トンと前月末(10万6,168トン)から約4千トン減少し、2025年度末の在庫(10万1,011トン)並みに落ち着いた。

 

ステンレス鋼熱間圧延鋼材(鋼板・鋼帯)の6月の生産量は13万9,375トン(5月:13万5,563トン)、一方、消費(鋼板・鋼帯)は11万4,888トン(5月10万9,606トン)となり、6月末在庫は10万1,883トン(5月10万6,168トン)だった。

表1 ステンレス鋼鋼熱間圧延鋼材生産・消費・在庫内訳(鋼種別):令和8年6 月分

 

<鋼種別暦年推移>

図1 にステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別暦年推移を示す。 2026暦年上半期実績及び暦年換算値を併せて示す。

鋼種別暦年推移 Cr系及びCr-Ni-Mo系が増加、その他系が減少する見通しとなった。

 

図1 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 

<ステンレス鋼 熱間圧延鋼材:四半期推移>

図2にステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別四半期推移を示す。 

2025暦年第2四半期(4月~6月)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は50万6,433トンとなり、前年同期(50万9,372トン)比では、0.6 %減だった。月換算では16.9万トン。

2026暦年第2四半期((2026年4月~6月)のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、53万5,808トンと2025暦年同期比5.8 %増となった。月換算で17.9万トン。

鋼種別では、

Cr系が24万395トン、前年同期(21万3,579トン)比12.6 %増

Cr-Ni系が19万6,987トン、前年同期(19万395トン)比3.5 %増

Cr-Ni-Mo系が4万5,872トン、前年同期(4万5,788トン)比並み

その他系が5万2,554トン、前年同期(5万6,671トン)7.3 %減。

 

図2 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別生産量 四半期推移

 

 

<ステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別生産量 月別推移>

図3に、ステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別 月別推移を示す。

図3 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 月別生産量推移

 

<ステンレス鋼受注高 暦年>

2023暦年は、166万2,331トンであり、前暦年(222万9,056トン)比では13.3%減となった。前暦年比では2年連続で減少した。月換算では13万8,528トンだった。

2024暦年の受注高は2023暦年(166万2,331トン)比7.0 %増の177万8,688トンだった。 月換算では、14万8,224トン。

2025暦年の受注高は、178万2,228トンとなり、月換算では14万8,519トン。 2023暦年及び2024暦年を上回った。

2026暦年上半期の受注高は、94万5,273トンとなり、前年同期(88万7,603トン)比6.5%増。暦年換算では、189万546トン。2025暦年を上回る見通しとなった。

 

<ステンレス最終鋼材生産量 上半期>

2024暦年上半期のステンレス鋼最終鋼材の生産量は前暦年同期(92.6万トン)比1.7 %減の91万56トンだった。月換算では、15万1,676トン。

2025暦年上半期のステンレス鋼最終鋼材の生産量は、91万7,883トンとなり、前年同期比では0.9 %増となった。月換算では、15万2,981トン。

2026暦年上半期のステンレス鋼最終鋼材の生産量は前年同期比2.8 %増の94万3,347トンとなった。月換算では、15万7,225トン。

 

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

 

 

 

 

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