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ステンレス鋼材国内市場近況2026 #14  2026年8月 熱間圧延鋼材生産・消費・在庫

2026/10/17 09:13 FREE
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2026年10月16日、(一社)日本鉄鋼連盟が2026年8月の特殊鋼熱間圧延鋼材・生産・消費・在庫内訳を発表した。

2025年度のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、2024年度(205万6,660トン)を僅かに0.5 %上回り、206万7,599トンとなった。年度比では2年連続で増加し、月換算では17.2万トンだった。

2026年度第1四半期(4月~6月)のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、53万5,808トンとなり、前年度同期(50万6,433トン)比、5.8 %増となった。月換算では、17.9万トンと2025年度月換算を上回っている。

2026年度第1四半期のステンレス鋼最終鋼材生産量は、48万3,429トンと2025年度同期(46万55トン)比5.1 %増となった。

2026年8月のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産は、17万282トンとなり、前月7月(19万2,428トン)比 では11.5 %減、

前年同月(17万9,898トン)比では5.3 %減となった。

 

そのうち、ステンレス鋼熱間圧延鋼材(鋼板・鋼帯)の8月の生産量は12 万4,520 トン(前月7月:13 万8,924トン)、消費(鋼板・鋼帯)は9万9,148トン(7月: 11万2,263トン)となり、前月比では共に減少した。

その結果、2026年8月末の在庫は、10万8,371トンと前月末(10万6,020トン)から約2.4千トン増加し、2025年度末の在庫量(10万1,011トン)をも上回っている。

 

表1 ステンレス鋼鋼熱間圧延鋼材生産・消費・在庫内訳(鋼種別):令和8年8 月分

 

表2には、前年同月のステンレス鋼鋼熱間圧延鋼材生産・消費・在庫内訳(鋼種別)を参考に示す。

表2 ステンレス鋼鋼熱間圧延鋼材生産・消費・在庫内訳(鋼種別):令和7年8 月分

 

2026年8月のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産は、17万282トンとなり、前月7月(19万2,428トン)比 では11.5 %減、前年同月(17万9,898トン)比では5.3 %減となった。  

鋼種別内訳(前年同月比)はCr系が21.7 %減の61,837トン。Cr-Mo系、Cr-Mn系については実際には生産はあるが、生産企業が1社に絞りこまれることで具体的な生産量は公表されていない。Cr-Ni系(304系)は8.9 %増の70,563トン、Cr-Ni-Mo系は15.1 %増の17,145トン,その他系は2.1 %減の20,737トンとなった。前年同月の生産は表2をご参照ください。

 

<最終鋼材>

2026暦年第1四半期のステンレス鋼最終鋼材生産量は、45万9,918トンと2025暦年同期(45万7,828トン)比0.5 %微増した。

2026暦年上半期のステンレス鋼最終鋼材生産量は94万3,357トンと2025暦年同期(91万7,883トン)比2.8 %増となった。

 

<全国ステンレス流通協会連合会>

全国ステンレス流通協会連合会による、全国ステンレス在庫統計表(JSCA+AMS会統計+商社・量販点統計)によれば、8月の販売量合計は、91,281トン(前月対比18,605トン減)となった。

表3 全国ステンレス鋼板在庫統計表

 

 

<ステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別暦年推移>

図1 にステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別暦年推移を示す。

2026暦年上半期実績及び暦年換算値(2026年1月~8月実績より換算)を併せて示す。

鋼種別暦年推移 暦年換算では、前暦年比Cr系、Cr-Ni系、Cr-Ni-Mo系及びその他系すべてにおいて、増加する見通しとなった。

 

図1 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 

 

<ステンレス鋼 熱間圧延鋼材:四半期推移>

図2にステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別四半期推移を示す。

2025年度第1四半期(4月~6月)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は50万6,433トンとなり、前年同期(50万9,372トン)比では、0.6 %減だった。月換算では16.9万トン。

2026年度第1四半期(2026年4月~6月)のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、53万5,808トンと2025暦年同期(50万6,433トン)比5.8 %増となった。月換算で17.9万トン。

鋼種別では、 Cr系が24万395トン、前年同期(21万3,579トン)比12.6 %増

Cr-Ni系が19万6,987トン、前年同期(19万395トン)比3.5 %増

Cr-Ni-Mo系が4万5,872トン、前年同期(4万5,788トン)比並み

その他系が5万2,554トン、前年同期(5万6,671トン)7.3 %減。

図2に、 2026年7月~8月累計を併せて示す。

図2 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別生産量 四半期推移

 

<ステンレス鋼熱間圧延鋼材 生産量 月別推移>

ステンレス鋼熱間圧延鋼材 生産量 月別推移を図3に示す。

図3 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 月別生産量推移

 

<ステンレス鋼受注高 暦年>

2023暦年は、166万2,331トンであり、前暦年(222万9,056トン)比では13.3%減となった。前暦年比では2年連続で減少した。月換算では13万8,528トンだった。

2024暦年の受注高は2023暦年(166万2,331トン)比7.0 %増の177万8,688トンだった。 月換算では、14万8,224トン。

2025暦年の受注高は、178万2,228トンとなり、月換算では14万8,519トン。 2023暦年及び2024暦年を上回った。

2026暦年上半期の受注高は、94万5,273トンとなり、前年同期(88万7,603トン)比6.5%増。暦年換算では、189万546トン。2025暦年を上回る見通しとなった。

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

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