2026/10/30 16:45
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電気自動車(EV)や定置用蓄電池、AIデータセンターの普及を背景に、リチウムの需要拡大が見込まれる一方、精錬能力の中国集中がサプライチェーン上の課題となっている。こうしたなか、豪州のリチウム精錬技術開発企業Novalith(ノバリス)は、従来の硫酸を用いた精錬法に代わる独自技術の開発を進めている。
MIRUグローバルチームは10月25日、国際鉱業会議「IMARC 2026」の開幕を翌日に控え、シドニーにある同社の研究開発(R&D)・パイロット施設を訪問した。視察には、日本人を中心とする約20人が参加した。
参加者は3グループに分かれ、研究開発エリアやパイロット精錬設備を見学。CEOのSteven Vassiloudis氏による会社・技術説明に加え、研究開発責任者からも、リチウム抽出の仕組みや製品の品質管理、今後の設備拡張について詳しい説明を受けた。
今回の訪問で明らかになったのは、Novalithが単に新しい精錬技術を開発しているだけではなく、精錬工程の簡素化、CO₂と水の循環利用、AIによる操業最適化を組み合わせ、中国以外でも競争力のあるリチウム精錬事業の確立を目指しているという点だ。
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