PETボトルリサイクル月間2万トンを目指す大発関東
2018.09.19 11:52
PETボトルリサイクル専業の大発関東㈱(高松毅社長 本社:東京都新宿区)は元々、関東工業としてPETボトルのリサイクルを8年前から埼玉の熊谷で行っていたが、今年、大発と合併し大発関東としてさらにPETボトルのリサイクル処理能力を拡大させつつある。
現在の熊谷工場では月間4,000トンのPETボトル処理能力をもっているが、現在埼玉県加須で建設を進めている工場では6,000トンの処理能力。これで月間1万トン体制を確立できるのだが、さらに九州(北九州)でも工場進出を企図しており、さらには関西、中部地区への進出を狙っており、高松社長は「月間2万トンのPETボトルを扱っていくのが当面の目標」だとしている。
中国ショックで同社もPETボトルの加工処理を増強し、基本的にすべてAフレークでの輸出だという。
向け先として最も多いのは米国。次いで中国とのこと。仕入れるPETボトルは主に国内の飲料メーカー(ベンダー)、産廃業者からが多く、現在はPETボトルのプレス品をキロ19~20円で購入しているとのこと。ただし、熊谷工場では入りすぎて、現在は荷受けを制限しているという。
(IRUNIVERSE YT)
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