中国が過去最高の月間粗鋼生産を記録した７月、日本の粗鋼生産は前年割れの続く結果となった。おそらくは今後も、前年割れが続く。そんな状況のなかで、JFE京浜の高炉休止計画に対して同地区の市民団体、労働組合が撤回を求めたことはいかにも今の日本の高炉メーカーが置かれている現状を象徴して余りある出来事であった。

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