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Sachi宝水の知らない世界#3 関西産廃業界のスーパーウーマンに出会う

2020.10.21 13:18

 関西を中心に、環境コンサルタントとして活躍する武本かや氏に会う機会をいただいた。

 

 「子どもたちが安心できる社会、環境を未来へつなぐ人づくり」をビジョンに、企業内研修や環境教育などを行う株式会社シューファルシ(大阪府吹田市)の代表取締役社長。他にも(一社)兵庫県産業資源循環協会青年部会副部会長、NPO法人環境カウンセラー会ひょうご副理事、兵庫県環境審議会委員などを兼任するまさにスーパーウーマンだ。

 

写真 話には聞いていたが実に美しい方であり、もうすでに「女王」と呼ぶにふさわしいオーラがバンバン出ているのだが、目指すところは「女帝」だというのだからさすがである。

 

 にぎやかな梅田のレストランでランチをいただきながらの対談となった。

 

 実は筆者と同年代の母親同士。出身も同じ神戸だということもあり、興味津々でお話を伺った。

 

 「もういい加減、あのふっるい(古い)体質なんとかせなあきませんわ」

 

 その鋭い舌鋒が向かう先は業界団体の悪しき慣習である。
 

写真 「私は業界団体の青年部組織で活動していて感じるのは、やってることがあかんとか、そういうことやないんですよ。何か事業があれば懇親会があり、そこでお互いに魅力的な業界にしようとか言っておきながら、そのあと二次会、三次会と続くのが当たり前で、トコトン付き合える者同士『仲間や!絆や!』とか言ってる人を見るとアホか!と思います。昔に比べたら今は、そんな人はだいぶ少なくなったけど、なんとなく、女ははよ帰れ、こっからは男の時間やみたいな空気がね。」

 

 筆者も以前、専業主婦からライターに転身したばかりの頃にSNSに書いたことを思い出す。飲みニケーションも良いやろうけど、ビジネスの話をするなら、たとえばだけどランチとかで良くない?時間も身体も有限なんやで…云々と。

 

 そのあたり、案外身に迫ると感じる方は多いのではないだろうか?

 

 「一回の付き合いに、数万円の出費がかさむことも珍しくなかった」と武本さん。

 

 現在は、会員は経営者に限らず、該当部署などを任された一般社員なども多いという。

 

 「使えるお金なんてまちまちでしょ?だから私、活動し始めたころは、同等に付き合うために夜もラウンジでバイトしてました。私は、運よくそれが講師業の仕事に繋がり、そこから業界に顔と名前が売れたので、ええネタです。」

 

 なんともたくましい話だが、なんで飲み代のために働きに出なければならないのか…しかも楽しみのためではないというのに。

 

 「本物の絆を作りたかったら、魅力のある業界にするためにしっかり信念を持って、力を合わせて社会的な成果をもっと追求すべき。それが私ら次世代の仕事や!」

 

 いや本当、おっしゃるとおり。

 

 もちろん、個人的に仲良くなることもあるだろうけれど、基本はビジネスでの付き合いなのだ。飲み会でどれだけ意気投合しようとも、仕事での信頼を得られなかったら元も子もない。というよりも、仕事という約束事を守っていく積み重ねこそが本物の信頼関係を作っていくのであって、それが絆になっていくというのは極めて当たり前のことではないだろうか。

(むしろ飲みが信頼関係を壊してしまうこともままあるよなぁ、と筆者独り言)

 

 「もう、そういう男社会の弊害みたいなん、全部ぶっ壊したいですよね!業界経験が浅くても、女性でも同じ業界で仕事をする者同士、人脈を広げたり、情報交換できる機会を誰もが持てるそんな業界、組織になればな。との思いで時々反発しながらも活動を続けています。」

 

 ことば激しいが、明るく、しかもなんともチャーミングに笑うのだからたまらない。

 

 さらに「女帝になる」ために日々、尋常ではないと感じるほどの勉強をされているのだから脱帽というほかない。

 

 そう。彼女のことばに説得力があるのは、実際に努力を重ね、黙々と実務をこなし、着実に成果を出してきたという事実に裏打ちされているからなのだ。

 

 そして、そういう人だからこその懐の深さ、強さゆえの優しさが不思議なくらいに「ズバリ」を爽快なものにしているのだな…。

 

 男性だから・女性だからとか、古いからダメだとか言う次元ではなく、「より良くしていきましょうよ」ということ。今あるものを未来へつなごうという精神が根底に流れているのだと思う。

 

 次の世代に何を残せるのか。

 

 環境しかり、社会しかり。

 

 そのために持てる力のすべてで勝負するし、もっともっと力をつけてやる。

 

 ああ、この人はすでに女帝の器なのだな。

 

 さて、ひょんなことから共通の知り合いが数人いることが発覚。

 

 そのなかにシューファルシの発起人の一人でもあり、筆者が恩師と仰ぐ方がいた。

 

 「いや〜!これはもうただならぬご縁を感じますね。お仕事振っちゃおうかしら」とにっこり。

 

 うれしさと同時に頭に響く。

 

 「きちんと仕事してなんぼやで」

 

 武本さんのことばであり、その恩師から教わったことでもある。

 

 この原稿を書きながら、思わず姿勢を正した。

 

 約2時間のランチインタビューを終え、すっかり武本さんの魅力にまいってしまった。

 

 

写真

 

 

 2015年に出版された武本女史の本【ゴミは会社を救う!】。

 

 さっそくポチったのは言うまでもない。

(今度サインください!)

 

 

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写真(筆者プロフィール)

宝水幸代(ほうすいさちよ)

 

2014年、ある日突然思い立って専業主婦からフリーライターの世界へ。

医療、ビジネスから美容、音楽まで幅広いジャンルでの執筆を行う。

イベントMCやピアノ弾き語りなどでも活動中。

趣味は創作コスプレ。

 

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