川崎汽船・川崎近海汽船が洋上風力発電向けの作業船事業会社を設立
2021/04/30 14:46 FREE

川崎汽船と川崎近海汽船は4月30日、洋上風力発電を対象とした作業船事業の合弁会社「ケイライン・ウインド・サービス」(本社:東京・千代田区)を設立することに合意したと発表した。合弁会社は折半出資で、営業開始は今年6月1日を予定している。資本金は公表していない。(ロゴは川崎汽船、Yahoo画像から引用)
日本政府が 2050 年カーボンニュートラルに向けたグリーン成長戦略で洋上風力産 業を重点分野と位置付け、それに伴うサプライチェーン形成に向けた取り組みを進めるなか、 川崎汽船と川崎近海汽船はこれまで国内外のオフショア支援船事業を通じて、多様な作業船の運航業務に対応できる技術と、それを活用する体制を構築してきた。
両社は今般、双方で有するリソースを統合し、さらには川崎汽船グループの総力も結集して、洋上風力 発電事業の開発、建設、操業などにかかわる作業の支援を行なうため、合弁会社の設立に至ったとしている。
合弁会社の「ケイライン・ウインド・サービス」は、川崎近海汽船グループが保有・運航する OSV(オフショア支援船・Offshore Support Vessel)の「あかつき」、「かいこう」を活用するなどして、カーボンニュートラル化に向けた洋上風力産業の発展に寄与したいとしている。
(IRuniverse)
関連記事
- 2025/06/16 アーバンエナジーの太陽光発電コーポレートPPA サービス導入100MW突破
- 2025/06/13 日本が中国製ソーラーパネル調査開始
- 2025/06/13 レゾナック、日本製鉄他 排出 CO2 の有効活用によるグリシン製造研究開発が、NEDO 採択
- 2025/06/12 環境省 プラスチック等資源循環システム構築実証事業の二次公募開始
- 2025/06/12 原油価格の動向(6/11)
- 2025/06/10 精工集団と横河電機 包括的な戦略的協業契約を締結
- 2025/06/10 環境省 廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築事業の二次公募開始
- 2025/06/09 Rio Tinto マメ科の木の種子油を再生可能ディーゼルの原料に 代替燃料の可能性探る
- 2025/06/08 最近の一般炭と原料炭の価格推移(6/6)
- 2025/06/08 シームレスパイプの輸出量と輸出価格(25年4月)