貿易統計:21年3月のスポンジチタン輸出量、大チタ51%減・東チタ2.2倍と明暗を分けた
2021/05/28 18:53
5月28日9時半に財務省が発表した21年3月の貿易統計から、わが国のスポンジチタンメーカーである(大阪チタニウムテクノロジーズ(以下大チタ)と東邦チタニウム(以下東チタ)の、それぞれのスポンジチタン輸出状況を推測する。両社ともスポンジチタンの輸出は、ほとんどが航空機向けであり、米国のTIMET社、ATI社、RTI社に販売している。このため、大チタの尼崎工場は神戸税関、東邦の茅ヶ崎工場は横浜税関、若松工場は門司税関として、ユーザーの工場がある米国向けと、英国向けの輸出状況から推測した。
関連記事
- 2025/08/18 レアメタル千夜一夜 第69夜 見えない壁の再来か?資源を巡る新たな冷戦
- 2025/08/18 米露停戦対談、鉱物資源が再び焦点の1つか アラスカLNGやウクライナ金属など
- 2025/08/18 集積回路輸出入Report#103マイコン輸入 2025年前半輸入額 過去最高の昨年上回る
- 2025/08/18 半導体製造装置輸出Report #87 2025年前半輸出伸び悩み 直近3か月連続輸出額減
- 2025/08/18 産業用電子機器輸出入レポート#73パソコン輸入 2025年前半輸入額8千億円 前年比2割増加
- 2025/08/15 欧州からの風:August 2025 「EU、鉄スクラップの貿易措置検討へ 脱炭素化推進で原料確保を重視」
- 2025/08/15 生産動態統計(25年6月):耐火物レンガ
- 2025/08/14 GBRC 2025 SMM バッテリー リサイクル・循環産業大会が寧波で開幕―MIRUもパートナーとして参加
- 2025/08/14 東邦亜鉛:26/3期1Q決算説明会を開催、再生計画の進捗状況/上場維持へ
- 2025/08/14 東邦亜鉛:26/3期1Q決算説明会を開催、再生計画を着実に進める