三菱マテリアル、世界最高水準の強度と耐熱性、無酸素銅「MOFC-HR」を開発
2021/09/27 17:29
三菱マテリアル株式会社は、このたび、強度と耐熱性を世界最高水準に高めた、独自かつ新しい無酸素銅「MOFC※1-HR」(Mitsubishi Oxygen Free Copper - Heat Resistance)を開発した。
自動車のEV化や次世代エネルギーの普及に伴い、電気機器部材には大電流と高い放熱性が求められつつあり、銅材料の中で最も高い導電率と熱伝導率を有する無酸素銅は、急速にその用途が広がっている。しかし小型化により強度が必要な場合、大電流通電により材料温度の上昇を伴う場合、製造時に熱処理を必要とする場合には、無酸素銅では強度や耐熱性が不足するという課題があった。
関連記事
- 2025/08/01 (速報)2025年7月国内新車販売台数 2025年に入って初めて前年同月比マイナスへ
- 2025/08/01 2025年7月LME銅相場&国内銅建値の推移 50%関税控えLME逆さや・NYプレミアム解消
- 2025/08/01 ドル高と50%関税控えLME銅相場軟調も円安急進でスタート銅建値は据置の1,490円に、亜鉛・鉛はDOWN
- 2025/08/01 日新工業、ナゲット事業の歩み加速へ――アルミナゲットライン更新、投資額は約4千万円
- 2025/07/31 住友電工:26/3期1Q決算説明会を開催。関税影響等を加味して業績見通しを修正
- 2025/07/31 カザフスタン 銅、アルミニウム、鉛の輸出を禁止 ガリウム関税を撤廃
- 2025/07/31 米国 韓国の鉄鋼、アルミ、銅は新たな貿易協定から除外
- 2025/07/31 米の銅関税 地金・スクラップは対象外――8月1日から半製品などに一律50%
- 2025/07/31 欧米、「金属同盟」発足か 中国デフレ輸出に対抗、銅などに減税対象を拡大も・外電
- 2025/07/31 光関連:Corningの決算を受けて日本の電線各社の株価が反応