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住友大阪セメント LFP電池材料事業を住友金属鉱山に譲渡

 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 野崎明、以下「住友金属鉱山」)と住友大阪セメント株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社 長 諸橋央典、以下「住友大阪セメント」)は、住友大阪セメントのリン酸鉄リチウム(以下、LFP)電池材料事業(新規技術研究所 電池材料研究グループ、子会社である SOC Vietnam Co.,Ltd を含む)を住友金属鉱山へ譲渡することで合意し、本日付で事業譲渡契約を締結した。なお、事業譲渡の実行は、必要な許認可を取得することを前提に 2022 年 5 月1日を予定している。

 

 住友大阪セメントは、1980 年代から培った独自のナノ粒子合成技術を活かした LFP 電池材料を開発し、2012 年 12 月にはベトナム量産工場を竣工させ、高性能で品質安定性に優れた LFP 電池材料を市場に提供してきた。

 

 LFP 電池材料は電気自動車、定置式蓄電池への採用などにより今後も需要が拡大すると予測される中で、既に複数のニッケル系正極材製品をラインナップ し、増産体制を進めている住友金属鉱山が本事業を営む方がより事業成長機会 があると考え、本事業を同社に託すことにした。

 

 今般のLFP電池材料事業の譲渡により、事業の選択と集中を進め、さらなる 企業価値向上に取り組んでいく。

 

 住友金属鉱山では、既存のニッケル系正極材に加え、今般住友大阪セメントか ら譲渡を受ける技術やノウハウにより、世界的な脱ガソリン車、電動化を背景に新たな市場の創生が期待されている LFP 電池材料の開発をスピードアップさせ品揃えを充実させることで、より幅広く顧客のニーズに応えていく。また、 脱炭素化に貢献する電池材料事業を強化することにより「2030 年のありたい姿」の重要課題「気候変動」に掲げている「温室効果ガス(GHG)排出量ゼロに向け、排出量削減とともに低炭素負荷製品の安定供給を含めた気候変動対策 に積極的に取り組んでいる企業」の実現に向けて取り組んでいく。

 

 

(参考)

 SOC Vietnam Co.,Ltd の概要

所在地:ベトナム フンイエン

Thang Long Industrial Park II, My Hao District, Hung Yen Province, Vietnam 設立:2011 年 7 月

出資:住友大阪セメント 100%

資本金:US$11,800,000

従業員数:約 150 名

 


(IRuniverse.jp)

 

 

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