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2022NEW環境展/地球温暖化防止展 山本製作所探訪

 先週、東京ビッグサイトで2022NEW環境展/地球温暖化防止展が開催された。

 

 現代社会のSDGsの推進に向け環境汚染問題や地球温暖化問題が回避できず、資源有効利用や新エネルギー・省エネルギーの推進、CO2排出削減技術の活用は、企業の環境・温暖化対策にとって最重要の取り組みである。各種課題に対応する様々な環境技術・サービスを一堂に展示情報発信する事により環境保全への啓発を行い、国民生活の安定と環境関連産業の発展は今回の展示会の目的である。

 

 総計462社の企業、団体が出展し、「環境ビジネスの展開」と「CO2削減と新エネ・省エネビジネスの推進」をテーマにする。テーマに合わせ、出展企業は自社製作の大型機械や小型機械なども展示した。そのなかで、山本製作所を訪問した。

 

 山本製作所のブースでは、飲料容器 3種混合品選別機が目に入る。量産化していないとのことだが、担当者によると来年で製品発表を行う予定と語っていた。

 

 飲料容器 3種混合品選別機以外、「ぷらしる」というプラスチック材質判別装置も紹介された。

 持ちやすく、電池交換可能な小型機械で、近赤外線分光法によるハンディタイプのプラスチック材質判別装置で、PS・PP・PMMA・PC・LDPE・PET・ABS・POM・HDPE・PVC・PA・PBTが判別可能。

 

 手ざわり・弾力・匂い・燃え方など、ベテランの経験則に依存しがちだった材質判別業務を「誰でも」「簡単に」「同じ基準で」行うことができることがメリットである。先月、第34回中小企業優秀新技術・新製品賞で「優良賞」「産学官連携特別賞」「環境貢献特別賞」を受賞したとのこと。

 

 リサイクル企業、工場、食品関係などの分野で約2年、100台超の販売実績。業界初の小型プラスチック材質判別装置で判別時間は約3秒。センサーの幅はおおよそ30mmの方形で、5mm角以上の破片であれば判別できる。持っているボールペンはもちろん、筆者のネイルチップも判別された。

 実際の操作から、「誰でも」「簡単に」「同じ基準で」を感じた。展示会で注文した企業もあったとのこと。

 

 

 

 山本製作所はモノづくりを通し、静脈産業にスポットライトを当てて良い変化を起こしたいと考えている。環境関連機器事業以外、農業関連機器事業や精米加工関連機器事業も活躍している。今後、飲料容器 3種混合品選別機の量産化を期待している。

 

 

 

 

(IRuniverse A.)

 

 

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