GSユアサ、2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2023年3月期第2四半期決算に関する定性的情報
経営成績に関する説明
業績全般の動向
同第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞が緩和されつ つあり、緩やかに持ち直しの動きが見られた。但し、部材不足や中国のゼロコロナ政策継続、ウクライナ情勢 等に起因する原材料価格上昇、エネルギーコスト増加など、先行きは引き続き不透明な状況。
また、インフレ 抑制のため、米国は金融引き締めのペースを早め、日米金利差拡大により、円安が進んだ。このような経済状況の中、同社グループでは、主としてハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売数量が増加していることや、トルコ共和国のInci GS Yuasa Aku Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketiを連結化した影響に加え 為替の円安影響もあり、同第2四半期連結累計期間の売上高は、2,352億24百万円と前第2四半期連結累計期間に 比べて400億99百万円増加(20.6%)した。
これに伴い、営業利益は82億24百万円(のれん等償却前営業利益 は87億62百万円)と前第2四半期連結累計期間に比べて29億97百万円増加(57.3%)した。経常利益は持分法 による投資損益の悪化や為替差損の計上等により、60億15百万円と前第2四半期連結累計期間に比べて5億53百万 円減少(△8.4%)した。親会社株主に帰属する四半期純利益は、17億13百万円と、前第2四半期連結累計期 間に比べて4億93百万円減少(△22.4%)した。
報告セグメント別の動向
(自動車電池)
国内における売上高は、新車販売台数の減少に伴い、新車用電池の販売数量が前年同期を下回りましたが、販売 価格是正の取組みを進め、376億69百万円と前第2四半期連結累計期間に比べ24億41百万円増加(6.9%)した。セグメント損益(のれん等償却前)は、販売数量の減少により、17億57百万円と前第2四半期連結累計期間に 比べて22百万円減少(△1.2%)した。
海外における売上高は、Inci GS Yuasa Aku Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketiを連結化した影響に加え為替の 円安影響もあり、1,218億39百万円と前第2四半期連結累計期間に比べて342億67百万円増加(39.1%)した。 セグメント損益は、物流費等のコスト増の影響を受けたが、売上高増加の影響により、60億87百万円と前第2 四半期連結累計期間に比べて17億57百万円増加(40.6%)した。 これにより、国内・海外合算における売上高は、1,595億9百万円と前第2四半期連結累計期間に比べて367億9 百万円増加(29.9%)した。セグメント損益(のれん等償却前)は、78億44百万円と前第2四半期連結累計期 間に比べて17億35百万円増加(28.4%)した。
(産業電池電源)
売上高は、大型風力発電用リチウムイオン電池の納入が前年度で終了した影響により、403億87百万円と前第2 四半期連結累計期間に比べて56億16百万円減少(△12.2%)した。セグメント損益は、販売構成の変化によ り、7億72百万円と前第2四半期連結累計期間に比べて9億32百万円改善した。
(車載用リチウムイオン電池)
売上高は、ハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売数量が増加したことにより、273億36百万円と前第2四 半期連結累計期間に比べて89億34百万円増加(48.5%)した。セグメント損益は、1億81百万円と前第2四半 期連結累計期間に比べて6百万円増加(3.8%)した。
(その他)
売上高は、79億91百万円と前第2四半期連結累計期間に比べて72百万円増加(0.9%)した。全社費用等調整後のセグメント損益は36百万円の損失と前第2四半期連結累計期間に比べて2億68百万円悪化した。
https://www.gs-yuasa.com/jp/ir_pdf/ER20221108.pdf
第2四半期業績予想と実績との差異に関するお知らせ
2022 年5月12 日に公表した 2023 年3月期第2四半期累計期間(2022 年4月1日~2022 年9月 30 日)の業績予想と、本日公表 の同実績に差異が生じましたので、下記の通りお知らせいたします。
https://www.gs-yuasa.com/jp/ir_pdf/20221108.pdf
(IRuniverse.jp)
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