三井化学とマイクロ波化学、マイクロ波活用の炭素繊維製造実証設備、導入決定
2022/11/17 13:49 FREE
三井化学株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 修)及びマイクロ波化学株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:吉野 巌)は、両社で検討してきた環境負荷の低い革新的な炭素繊維(CF) 製造に関する基盤技術について、三井化学名古屋工場内に実証設備を新設することを決定した。
(出典;三井化学)
マイクロ波化学が有するCF 焼成技術は、製造工程中で最もエネルギー消費の大きい耐炎化プロセスに加え、炭化プロセスの両工程を一貫してマイクロ波により焼成する革新的なもの。今回、マイクロ波化学はこの技術を「Carbon-MXTM」と名付けた。同実証設備導入において、マイクロ波化学は、「Carbon-MXTM」技術による焼成ラインの機器一式を三井化学に供給し、三井化学は当該技術を含む全体プロセスを構築する。実証設備完工以降は、両社共同で量産技術確立の検討を進める予定。
同技術は、対象を内部から加熱できるマイクロ波の特性を生かすことにより、無駄な加熱を徹底的に排除した革新的なプロセス。従来法と比較し、加熱処理時間が大幅に短縮されるため、焼成プロセ スのラインが短くなり、設備をコンパクトにすることが可能だ。また、装置自体の温度が高温にならないため、装置コスト、エネルギー消費、さらには安全面でもメリットが見込まれる。
現時点の両社の見込みで は、エネルギー消費量が約 50%削減され、将来的にマイクロ波を発生させるための電源を再生可能エネルギーに変更することで 90%以上の CO2 排出削減が期待できる。
(IR universe rr)
関連記事
- 2025/08/29 【貿易統計/日本】 2025年7月の廃プラスチック輸出入統計
- 2025/08/29 JX金属、ひたちなか市の新工場竣工式実施
- 2025/08/29 アジア合成樹脂市況の近況(No41) ポリエチレンを除き弱含み、底這いが続く
- 2025/08/29 環境省 令7脱炭素型循環経済システム構築促進事業(委託)の 公募結果公表
- 2025/08/29 PFUのLiB検知システム 町田市で2度目の実証実験
- 2025/08/29 環境省 中環審自動車リサイクルWG(第60回)開催を発表
- 2025/08/29 (速報)日本国内自動車生産 2025年7月生産台数 9か月ぶり70万台超え
- 2025/08/28 紙・古紙市場近況 8月:冷え込む古紙輸出市場
- 2025/08/28 日産化学、傘下商社がマレーシアとインドネシアで事業拡大 同日に拠点設置、化学品貿易
- 2025/08/28 太陽光パネル再利用の義務化検討を中止-再資源化費用の負担が争点に