加Neo Performance Materials社 エストニアでレアアース磁石生産施設を建設
2022/12/15 18:27
先月9日、加Neo Performance Materials社は、EUの公正な移行基金(Just Transition Fund, JTF)プログラムの下でエストニア政府から最大18.7m€の助成金を取得したと発表した。
エストニアにおける最先端の焼結レアアース永久磁石製造施設の建設費用に充てられる。同施設はエストニアのIda Viru県において2023年に建設を開始し、2025年に製造を開始する予定である。同プロジェクトの総費用は最大100m€としている。
第一段階では約2千t/年の焼結レアアース永久磁石ブロックの生産を計画しており、市場状況等に応じて、第二段階として5千t/年への拡張を検討している。また、同社はレアアース焼結磁石の需要が想定どおりの成長軌道を維持すれば、北米で同様の施設を建設する可能性を検討するとしている。(JOGMECニュースフラッシュより)
(IRUNIVERSE/MIRUcom)
関連記事
- 2024/04/17 豪ライナス・レアアース、同国富豪が5.8%出資 MPとの合併再燃か、日本勢に影響も
- 2024/04/16 6/19-20 MIRU Rare earth Symposium in Tokyo with 2024 REIA Annual Conference & JOGMEC
- 2024/04/13 中国のレアアース輸入額、1-3月は37.5%減 1-2月から減少率縮小 国内需要に底打ち感
- 2024/04/12 酸化イットリウム輸入Report #37 2024年に入って輸入増加中 中国依存度も上昇中
- 2024/04/12 酸化セリウム輸入Report #59 フランスと中国から東京への輸入量減少続く
- 2024/04/12 欧州からの風:2024年4月#12 EU電池規則で設置されるバッテリーパスポート⑤:デューデリジェンス
- 2024/04/11 鉄鋼・非鉄関連会社の決算発表予日定一覧:最終版
- 2024/04/11 株式会社フジクラ:京都大学発スタートアップ「京都フュージョニアリング社」に出資
- 2024/04/10 欧州からの風:2024年4月#10 どうなる?EUブラックマスの定義
- 2024/04/09 明和産業、トヨタ、中国五鉱集団 合弁会社設立――中国で車載電池再利用へ