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23年1‐3月期対日アルミ新地金プレミアムは5期連続の下落で80ドル台へ

 いまだ確定はしていないが、23年1-3月期の対日アルミ新地金プレミアムは5期連続の下落が確実視されており、2020年以来のトン当たり80ドル台となることが濃厚となっている。

 

 関係者筋によると「スポット価格も80ドル前後で推移しているが、やはり日本での新地金需要が不振。自動車を筆頭に弱い。国内港湾在庫も高水準。22年12月末では40万トンに近い在庫量になる可能性がある」とのことで、先に86ドルで決めた圧延メーカーもいたようだが、交渉はいまなお続いており、80ドル前半で着地する方向だという。

 

対日アルミ新地金プレミアム価格の推移 $/ton

 

 SPOTプレミアムは下図の通りで欧州向けも日本向けとは異なり水準が高いが昨年5月末の600ドル前後から足元は270ドルまで下落。欧州でのアルミ減産も需要が伸びていないためプレミアムも下落。日本向けも昨年4月には170ドルをつけていたが、足元は80ドルと半値まで落ち込んでいる。

 

欧州&日本向けの新地金プレミアムSPOT相場の推移

(日本国内のアルミ新地金港湾在庫の推移 トン)

(丸紅調べ)

 

 そして前述した国内の新地金港湾在庫だが、昨年11月末で378,550トン。

 ピークは8月の399,800トンだったが、12月末はこれに迫るものになる可能性が高い。仮に40万トン台まで増えれば2015年以来となる。

 

 

(IRUNIVERSE YT)

 

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