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⼤同特殊鋼 ステンレス棒鋼の価格改定

 大同特殊鋼株式会社は、20232月契約分(4月出荷分)より、ステンレス棒鋼(丸棒・形鋼・平鋼)の販売価格を改定する。

 

対象製品

ステンレス棒鋼(丸棒・形鋼・平鋼)

 

価格改定内容

ニッケル系ステンレス 10-25%の値上げ(ニッケル・モリブデン等の各種合金含有量に応じた鋼種エキストラ改定含む)

クロム系ステンレス 据え置き

 

実施時期

20232月契約分(4月出荷分)より

 

 ステンレス棒鋼の価格改定は202210月契約以来となる。今回の価格改定は、主原料であるニッケル原料市況が昨秋以降再び上昇に転じていること、また、SUS316316Lなど高耐食材に使用されるモリブデン原料市況が急激に上昇したことを反映するもの。また、電力・LNG等エネルギーコストや諸資材コスト等、外部要因によるコスト上昇も継続しており、あわせて製品価格への反映が必要と判断し、今回の改定内容を決定した。なお、クロム系ステンレスについては、据え置く。

 

 足元、ステンレス棒鋼市場は各産業分野で在庫調整の動きが見られるが、今後自動車生産の回復に加え、半導体関連の荷動きも一時的な調整を経て回復に向かうと見込んでおり、ステンレス棒鋼の最終需要は底堅く推移するものと想定。


 同社では、原価低減活動によりコスト上昇分の吸収努力を進めているが、一企業における原価低減活動の範疇を超えるレベルとなっており、需要家各社へ継続的な安定供給を行うためにも、再生産可能な価格水準への是正が必要と判断し、今回の価格改定を決定した。

 

 なお、今後も主原料の市況やエネルギー価格等の変動に注視し、必要に応じ更なる価格改定を検討していく。

 

 

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