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アルミ合金&スクラップ市場近況2023#5 3月前半スクラップは概ね横ばい

 アルミ二次合金市場は芳しくない状況が続いている。LMEアルミ相場は2300ドル台。為替は再びのドル高円安モードで136〜138円で推移。対しての輸入塊はドルベースでは下落しており、中国ADCでも2400ドル割れとなっている。

 

LMEアルミ相場とNSP相場の推移 3ヶ月

中国ADC輸入相場の推移  3ヶ月

為替相場の推移(円ドルTTS) 3ヶ月

 

 すでに中近東、アフリカからのADCは2300ドル近くまで下がっているが、為替の円安で輸入着値では半月前とさほど変わらずキロ当たり330円前後。国産ADCは350円を唱えているものの、停留している港湾ADC輸入在庫に圧迫されて、また需要も伸び悩んでいるため上がりづらい状況。

 

 一方、アルミスクラップの発生は依然として少ないが、アルミ合金メーカーの需要も落ちているため結果的にアルミスクラップ需給はバランスしている。ただしアイテムによっては引き続きタイトなものがある。

 

 ビス付きサッシなどの輸出向けアイテムは未だ国内向けに比べ高値で動いており、国内アルミ合金メーカーも容易には下げづらい環境になっている。

 

 アルミUBCは合金メーカーにおいて、在庫余剰感が出ているようだが、韓国ノベリスは逆に欲しがっている。かと思えば、韓国からUBCの売り込みが日本に来ているとも聞く。

 

 

(IRUNIVERSE/MIRUcom)

 

 

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