5月12日の衆院本会議で新法GX(グリーントランスフォーメーション)推進法が可決、成立した。脱炭素社会の実現に欠かせない制度設計とされる本格的なカーボンプライシング（CP）の導入が、その柱の一つとして盛り込まれており、具体化に向けた作業が今後進むことになる。資源エネルギー庁の資料などを手掛かりに、カーボンプライシングを巡る世界と日本のいまを追ってみた。

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