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三菱商事 チリ銅鉱山へ参画 低炭素プロジェクトとして期待される

 三菱商事株式会社は22日、チリ共和国のマリマカ銅鉱山プロジェクトの権益を保有するカナダのマリマカ・カッパー社と、同社の新株約5%を、第三者割当増資の引受により20百万カナダドル(約21億円)で取得することで合意したと発表した。2030年頃までの生産開始に向けて協議を進め、15年以上にわたって年間およそ5万トンの銅生産を目指す。

 

 マリマカ銅鉱山は、チリ共和国北部アントファガスタ州に位置しており、2016年に銅資源が発見された。標高が1,000m程度と低く、港湾・道路・水・電力等のインフラへのアクセスが良い場所にあるため開発コストの面で優位性を持つほか、銅資源が比較的浅い位置にあり、リーチング(※)により鉱山で銅地金まで生産できることなどから、採掘・輸送における温室効果ガス排出量が低く、環境負荷の低いプロジェクトともされているという。

 

*リーチング:採掘した鉱石を積み上げ、酸を散布して銅分を浸出させる生産方法

 

 

 

 三菱商事では今回の引き受け対価である20百万カナダドルは、同プロジェクトの事業化調査や環境許認可取得準備など、プロジェクト建設開始前に必要となる資金に充当され、また今回、新株発行数と同数の新株予約権も取得したとしている。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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