日中自動車の戦い 主戦場はタイ?② タイのEV政策で変わる勢力図
2023/09/01 10:27
①からの続き
2、タイの野心
IPG中国チーフエコノミストの柏文喜氏は、「タイは熱帯に位置し、純電気自動車モデルの航続に有利な気候だ。同時にタイの自動車製造業の基礎が整っており、人件費が安く、増加の見通しが広い。これは価格優位性と技術の蓄積を持つ中国の電気自動車メーカーにチャンスを提供している」と述べた。政策サイドから見ると、タイは現在、東南アジア地域の中で最も積極的にEVを推進している国で、東南アジアのEV製造の中心地になる計画だ。
関連記事
- 2025/05/02 タイヤ:25年2月のタイヤ生産本数販売本数について
- 2025/05/02 リサイクルタウンの中核担うスーパーカーテンダー九州―タウ・宮本社長に聞く
- 2025/05/02 銅板輸出Report #67 トランプ関税発動前の駆け込みか 米国向け輸出増加
- 2025/05/02 銅条輸出Report#55 2025年に入って輸出急回復 本物かどうか
- 2025/05/02 精製銅輸出Report #69 2025年3月輸出量7万トン超え インド向け一転増加
- 2025/05/02 二次電池輸出入Report #178リチウムイオン電池輸出 2025年3月輸出減へ
- 2025/05/02 炭酸リチウム輸入Report #75 2025年3月チリからの輸入無し
- 2025/05/02 水酸化リチウム輸入Report #75 2025年3月 半年ぶりにチリからの輸入無し
- 2025/05/02 酸化コバルト輸入Report #72 2025年増加基調残るが先行き不透明
- 2025/05/02 硫酸ニッケル輸入Report#76 2025年 3年ぶりに増加基調 安価な中国からの輸入拡大