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エコ・マテリアル 亜鉛・鉛の再生とプロレベルの動画作成の2本柱

 亜鉛・鉛の再生インゴットを主に取り扱う株式会社エコ・マテリアル(群馬県高崎市)は、2008年創業で現在16期目を迎える。創業当時の事業はモリブデン・チタンに付着したインジウムの剥離、ニッケル母材のスズメッキの剥離を湿式で、亜鉛の再生を乾式でおこなっていた。その後、湿式はクローズし現在は乾式で亜鉛・鉛の再生インゴットをメインに取り扱っている。

 そのエコ・マテリアルの事業所を8月末に訪問した。周囲は木々に囲まれた長閑な高台にあり、山の中の工場、といった風情である。

 

右からエコ・マテリアル中澤社長、IRuniverese棚町社長

 

 中澤社長はもともと銀製錬系の会社で銀・鉄屑・非鉄などの分野で経験を積み、さまざまな金属を扱う中で、電炉など大々的な設備などが必要にならないベースメタルを選んだ。

 

 社員は営業2名、現場4名の計6名体制で、売上は前年度に7億円を突破。再生インゴットを亜鉛で約50トン/月、鉛で約40トン/月生産している。

 

 亜鉛・鉛の再生インゴットの原料は100%スクラップで、アイテムとしては2種のダイカストは丹入をスクラップ問屋から仕入れ、3種ダスト金型についても仕入れを拡大しており、丹入に関しては目視・重さ・形・音などで手選別をおこなっている。仕入れ先は主にスクラップ問屋・発生元。リターン材にもなる為、仕入れ先に対して購入するだけでなく販売をすることもある。

 その他貴金属も取り扱いがあり、銅パイプの焼成についても取り組んでいる。

 

 現在は低融点(400-500℃)のアイテムの取り扱いがメインのため、今後は土地を広げて真鍮や銅の取り扱い設備を導入する構想もあるといい、実現すれば取扱アイテムがさらに広がる見通しだ。

 

 亜鉛・鉛の溶解は6:00~17:00の間におこなっている。燃料は16年前の創業時から再生重油を使用しており、現在の潮流が合致してきた形だ。

 

右から今回お話を伺った中澤社長、手島番頭

 

 工場には溶解炉が2機あり、大・小2種類の再生インゴットを製造している。

 

再生インゴット小

 

再生インゴット大

 

 さらにエコ・マテリアルの特筆すべきところはその集客方法で、事業拡大のためにホームページの強化や問い合わせを増やすための取り組みを独自におこなっている。そのマーケティングの役割を担うのは、中澤社長が代表を務める株式会社ループだ。

 

 ループはエコ・マテリアルをはじめ企業の紹介動画製作や、YouTubeチャンネルで配信する動画の製作をおこなっている。エコ・マテリアルのチャンネル登録者数はすでに3,640人(2023年8月時点)を突破している。

 

ドローンを使用した紹介動画

 

 中澤社長がエコ・マテリアルの紹介動画を撮影したことをきっかけにYouTubeの魅力に気づき、さらに友人からの撮影依頼も重なり、PR動画やYouTubeの動画製作に特化したループを立ち上げた。

 

 ループの製作した動画を見るとテロップの編集や演出で、見ていてとにかく飽きない動画となっている。一番再生されているYouTubeの動画は37万回にもなる。エコ・マテリアルは2024年3月までに1万人のチャンネル登録数を目指している。

 

 

 その他、ループの一員には別会社の社長を兼務している人員がおり、その会社のHPには毎月6万人ほどアクセスがあり、その流入により毎日新規案件が決まるほどだという。そのノウハウを利用し、コンサルティングをおこなうことも可能だ。中澤社長は経営者が課題とする集客・採用のサポートツールとしての需要に手ごたえを感じている。

 

 エコ・マテリアルは資源の再生という伝統的な事業を基軸にしながら、DX時代にふさわしいコンテンツ事業も新たなビジネスとして成長させようとしている。鋭い感性の持ち主である中澤社長ならではのユニークな2本柱である。

 

 

(IR universe rk)

 

 

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