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EVERSTEEL、向山工場から鉄ナビ検収AIを受注

 EVERSTEEL(東京都文京区、田島圭二郎代表)は21日、ウインファーストの協力のもと、㈱向山工場にて、鉄スクラップAI解析システム「鉄ナビ検収AI」の導入が決定したと発表した。埼玉県久喜市内の工場に導入され、検収作業の省力化と標準化に向けた運用が始まる予定。関東6拠点目の導入。

 

 今回の導入では、屋内スクラップヤードの全4レーンに撮影装置を設置。AIによる画像解析を本格的に活用する体制を構築する。これにより、検収業務における属人化の解消や作業負荷の軽減、品質の安定化を図りながら、AIと現場オペレーションが共存する次世代の業務設計を構築する。今後はAIによって蓄積される検収データを活用し、購買管理や配合計画といった他工程との連携も視野に入れながら、製鋼現場全体の業務効率化と高度化を支える横断的なDXプラットフォームの実装を目指す。

 

 向山工場の向山寧社長は、「スクラップの検収作業は、電炉メーカーにおける最初の重要工程であり、高度な判断力と豊富な経験を要する難易度の高い業務」としたうえで、「AI検収を有用な教育ツールとして活用し、教育基準の見える化・データ化を推進することで、業務の習得期間の短縮にもつなげていく」とコメントしている。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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