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世界銅需給 2023年は27千tの供給不足、2024年は467千tの供給過剰 ICSG

 2023年10月3~4日、国際銅研究会(ICSG)がポルトガルLisbonで開催され、銅の2023年及び2024年の需給予測について協議が行われた。その結果、銅の需給バランスについて、2023年は27千tの供給不足、2024年は467千tの供給過剰と予測した。

 

 供給面では、銅鉱石生産量は、2023年は対前年比1.9%増、2024年は同3.7%増と予測した。2023年は主にDRコンゴ、ペルー及びチリでの新鉱山開発・拡張による生産増加が見込まれ、2024年には新規・拡張鉱山による追加生産に加え、2023年に操業制限を受けたチリ、中国、インドネシア、パナマ、及び米国などの生産率が改善する見通しである。

 

 銅地金生産量は、2023年は対前年比3.8%増、2024年は同4.6%増と予測した。主に中国における電解生産能力の継続的拡大やインドネシア、インド及び米国での製錬所の新設・拡張にけん引されると見込まれる。

 

 需要面では、銅地金消費量は、2023年は対前年比2%増、2024年は同2.7%増と予測した。様々な国で進行中のエネルギートランジション、及び新たな半導体生産能力の開発が需要の後押しとなるほか、主要国におけるインフラ開発、クリーンエネルギー及び電気自動車(EV)への移行傾向が長期的な需要を支えるとされている。

 

 

(IRUNIVERSE/MIRU)

 

 

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