ブラックマス市場近況#1 相場急落シーズン入り 背後に中国や韓国の需要不振か
2023/11/06 14:17 PRO
リチウムイオンバッテリースクラップを解体して得られるブラックマス市場における価格低下が止まらない状況だ。
要因としてニッケルやコバルトの相場下落の影響もあるが、加えての韓国、中国でのブラックマス需要の減退もあり、結果、ブラックマスのニッケル、コバルトの評価率も下落している。
現在NCM523のブラックマス価格については6.48~8.47$/kg。トレーダーによっては平均で6$/kgともいう。
安値に関しては2020年9月時点相当の6.46$/kgに迫る地点にまで落ちてしまっている。
関連記事
- 2024/07/27 2024年度第1回レアメタル研究会「EVは、本当に環境にやさしいのか?」が開催された
- 2024/07/26 「電気運搬船」建造に向けて事業本格化、蓄電池製造のパワーエックス
- 2024/07/26 新電力へのスイッチング件数(24年6月)
- 2024/07/26 国内産業用ロボット生産Report#45 2024年もプレイバック型需要大幅減少続く
- 2024/07/26 二次電池PSI-Report#168鉛蓄電池 販売平均単価上昇中 販売額最高記録更新続く
- 2024/07/25 MRAI第2回国際会議 バンコクで開幕!圧倒的多数のインド系企業が集結
- 2024/07/25 CO2排出しない純燃料電池船に船舶検査証書、東京海洋大学
- 2024/07/25 住友金属鉱山:モレンシー及びセロベルデ、24年4-6月決算を発表
- 2024/07/24 エネコートが総額55億円の資金調達、INPEXなど出資
- 2024/07/24 ニッケル協会:9月18日(水)Battery Dayオンライン開催