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韓国・高麗亜鉛、硫酸ニッケル工場に着工 電池向けに5000億ウォン投資、26年稼働へ

 韓国資源大手の高麗亜鉛(コリア・ジンク、KZ)は11月16日、自社ホームページ上で、「11月15日に蔚山(ウルサン)広域市の恩山国家工業団地で、硫酸ニッケルの新工場の着工式を行った」と発表した。新工場の年間生産能力は4万2600トンで、2026年の稼働を目指す。投資額は5063億ウォン(約590億円)。中国を除けば世界最大規模の硫酸ニッケルの生産拠点になる見込みだ。

 

 

 子会社のKEMCOを通じ垂直型の新工場を建設する。会社側は発表資料中で、「ニッケルラテライト鉱石由来のニッケルマットから混合水酸化物沈殿(MHP)まで、あらゆるニッケル含有材料を処理し、硫酸ニッケル、硫酸コバルト、前駆体を製造することが可能」と説明した。

 新工場の建設により、電気自動車(EV)市場の拡大に伴う電池材料・部品の需要急増に対応する計画だ。韓国国内の二次電池産業への供給網の充実も目指す。また、米インフレ抑制法(IRA)にも対応し、米国の輸入製品水準をクリアする高品質製品を生産する。

 

 高麗亜鉛は亜鉛生産で世界最大規模。亜鉛のほかに鉛や銅、金、ニッケル、ビスマス、ガリウム、カドミウムなどを生産する。11月15日の着工式には現代自動車や米ゼネラル・モーターズ(GM)などの韓国内外の自動車大手やシンガポールのトラフィグラといった資源商社の幹部、韓国精査政界の要人らが出席した。

 

関連記事:現代自、韓国の高麗亜鉛(KZ)に出資 EV電池向けニッケル調達で提携、共同で鉱山開発も | MIRU (iru-miru.com)

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(IR Universe Kure)

 

 

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