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電炉初 高強度鉄筋を場所打ちコンクリート杭に適用 @向山工場

 向山工場(本社・埼玉県川口市、社長・向山 寧氏)は高強度鉄筋「MK785」を母材とする高強度フープ筋「エムケーフープ」を用いた「エムケーパイルリング785」を開発し、日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得した。場所打ち杭の高度化に寄与する。

 電炉メーカーの高強度鉄筋が場所打ちコンクリートに適用されれば、国内初となる。

 今後、認定工場の確立など供給体制を整備し、中高層マンション向けなどに展開されていく模様。

 

 今回の製品は、帯筋の継ぎ目を工場であらかじめ溶接した溶接閉鎖型であることが大きな特徴であり、溶接部の性能が日本建築センターなどにより、客観的に担保されるという品質向上はもちろんのこと、溶接熟練者が減少しつつある中において、工期短縮・コスト削減や人手不足の解消にも貢献する。

 

 場所打ち杭工事とは、掘削した孔に現場で組んだ円筒状の鉄筋かごを建て込みに落とし込み、コンクリートを流し込むことで杭を形成する工事のことで、従来は、主筋に円形のせん断補強筋を巻き、重なった部分をアーク溶接して接合するのが一般的であり、手溶接のため、溶接不良が起こる可能性もあった。

 

向山工場

株式会社 向山工場 - 最新設備と豊かな技術で製鉄から圧延まで、鉄の進化を提供します。 (mukoyama-steel.com)

 

エムケーフープとは

  1. 普通鉄筋と比べてせん断補強筋量が減少し過密配筋が解消される。
  2. コイル材と比べて直棒材使用のため「捻れ」「そり」が少ない加工ができる。
  3. 非調質鉄筋のため溶接後の伸びが良好。

詳細は下記をご参照ください。

MK785 - 株式会社 向山工場 (mukoyama-steel.com)

 

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

 

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