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ACE Green 排出ガスゼロで年間処理能力2万トンの鉛バッテリーリサイクル施設を台湾のACMEに納入

 鉛電池・リチウムイオン電池のリサイクル技術で強みを持ち、米国とシンガポールに本社を置くACE Green Recycling(ACE)は14日、台湾の基隆市にあるACME Metal Enterpriseに、独自のゼロエミッションモジュール式鉛電池リサイクル技術を活用した施設を納入したと発表した。3段階に分かれる契約の第1段階で、ACEは機器のほか、安全で持続可能な「GreenLead™」の生産へ、独自開発の化学薬品も提供するという。

 

 ACMEは40年以上の実績を持つ台湾の大手鉛リサイクル業者で、ACEとのパートナーシップにより、ACMEは年間20,000トンの鉛電池をリサイクルし、約12,000トンの環境に負荷の小さい「GreenLead™」を生産する能力を持つことになるという。

 

 鉛電池は、自動車や通信産業の重要な要素であると同時に、再生可能エネルギー貯蔵のエネルギー転換においても重要な役割を担っているが1000℃超の高温処理を伴う従来手法では、そのリサイクル工程で大量の温室効果ガス(GHG)の排出に加え、毒性の固形廃棄物を発生する問題がある。

 

 ACEの室温リサイクル技術は製錬炉に取って代わり、電動化を通じて、スコープ1のGHGの排出量がゼロになり、固形廃棄物も85%以上削減できるという。

 

 年間2,400トンのフェーズIの施設が2023年12月に引き渡された。フェーズII・IIIでは年間生産能力を約2万トンに増強される計画で、今年中にはそれがスタートする予定だ。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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