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DRAM価格 DDR4もDDR5も上昇傾向止まらず

 調査会社Trendforceは2024年1月8日、DRAM価格についての最新レポートを公開、コントラクト(大口需要家)価格は、23年第4四半期(10〜12月)が13~18%の上昇だったことを明らかにした。
24年第1四半期(1〜3月)についても13~18%上昇と、1割超の値上がりが続くとの見通しを示した。

24年第1四半期のPC用DRAM価格見通しについては、DDR4、DDR5ともメーカーの目標価格に達していないことや、調達側が値上がりを容認していることから、平均13~18%上昇になると予想した。
値上がりの幅はDDR5が若干、DDR4を上回るとした。


 サーバー用DRAMについては、調達側が23年以降、DDR4在庫品の処分に重点を置いたのを受け、購入側が抱える在庫品全体にDDR5の占める比率が23年第4四半期に40%にまで拡大したが、サーバーへの実際の搭載率は20~25%にとどまったと指摘。
一方でDRAM大手の減産はDDR4のみが対象で、DDR5については増産に着手したとし、これを背景に、コントラクト価格は平均10~15%上昇になると予想した。

 

 モバイルDRAMについては、調達側は、コントラクト価格がなお低いレベルで推移しており、在庫も比較的低い水準に下がったのを背景に、調達や発注を拡大していると指摘。
一方、供給各社はスマートフォン市場の先行きが不透明だと判断し、大規模な増産に対して慎重であることから、コントラクト価格は平均18~23%上昇と、比較的大きな値上がりが続くと見込んだ。

 

(IRuniverse Ryuji Ichimura)

 

 

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