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LME Weekly 2024年1月8-12日 中国景気不安や米利下げ期待後退で軟調続く

(為替概況)米早期利下げ期待後退で円安・ドル高継続

―東京外為

 9日午前の東京外為市場、円相場は上昇。10時時点で1ドル=143円92~94銭で1円14銭円高・ドル安。実需勢による円買い・ドル売りが優勢で、米景気減速の懸念も影響。10日午前の東京外為市場、円相場は下落。10時時点で1ドル=144円54~55銭で48銭円安・ドル高。FRBの利下げ期待後退で円売り・ドル買いが主導。10日の中値決済に向けては、事業会社のドル買い需要が影響。11日の東京外国為替市場では円相場が1ドル=145円45~47銭で下げ幅を縮め、ドルが余剰。円買い・ドル売りが増加し、ユーロも下げ渋り。欧州中央銀行の利下げ観測後退により、円安・ユーロ高水準は変動。12日午前の米消費者物価指数上昇が米ドルを支え、FRBの早期利下げ観測が後退。ドル需給に大きな偏りなし。イエメンへの米英軍空爆は原油相場には影響せず、為替市場への反応も限定的。

 

東京TTS

1月9日(火)

東京TTS

1ドル=144.98円(1.04円高)       

1月10日(水)

東京TTS

1ドル=145.69円(0.71円安)                        

1月11日(木)

東京TTS

1ドル=146.65円(0.96円安)       

1月12日(金)

東京TTS

1ドル=146.32円(0.33円高)       

先週末1月5日(金)

東京TTS

1ドル=146.02円(1.58円安)        に対し30銭円安ドル高で終了

 

 

(カッパー) 中国景気不安や米利下げ期待後退で8日続落

 8日中国の景気不安からアジア株がほぼ全面安となったことで売り優勢となり軟化。米雇用情勢が力強さを示したことで早期の利下げ期待も後退し重しとなった。3Mは小幅に7日続落、前週末比15.0ドル安の、8,448.0ドルが終値。現物終値は、前週末比21.31ドル安の8,339.69ドル。9日も米株が前場軟調となったことが重しとなって続落、3Mは8日続落、前日比78.5ドル安の、8,369.5ドルが終値。現物終値は、前日比76.29ドル安の8,263.49ドル。10日では11日の米CPIの発表控え買い戻されて小反発、9日ぶり小反発、前日比1.0ドル高の、8,370.5ドルが終値。現物終値は、前日比5.60ドル高の8,269.00ドル。11日、予想以上の米CPIで利下げ期待が後退したことや、欧米株式市場の重い足どりで小反落、3M小反落、前日比15.5ドル安の、8,355.0ドルが終値。現物終値は、前日比6.80ドル安の8,262.20ドル。12日、弱気中国CPI、PPIで景気懸念強まった。一時12月半ばの安値まで軟化。3Mは小幅続落、前日比16.0ドル安の、8,339.0ドルが終値。現物終値は、前日比21.00ドル安の8,241.20ドル。3M前週末終値8,463.0ドルに対して124ドル1.5%下落。

 

LMEカッパー相場推移(セツル、USD/T)1カ月

 

 国内建値10日1,250円→1,240円に値下げ改定。

 

LMEVS国内建値推移 1カ月

 

(アルミ) 弱気中国景気指数やドル高で軟調根強い 前週から2.4%下落

 8日アルミ3Мは5日続落、前週末比37.0ドル安の2,236.5ドルが終値。現物終値は、前週末比39.25ドル安の2,188.50ドル。9日3Мは売り警戒から6日ぶり反発、前日比13.0ドル高の2,249.5ドルが終値。現物終値は、前日比15.74ドル高の2,204.24ドル。10日アルミは米国債利回り上昇を受けて売られ3Мは反落、前日比17.0ドル安の2,232.5ドルが終値。現物終値は、前日比15.96ドル安の2,188.28ドル。11日、前日の下落後の修正でかろうじてプラスサイドで引けた。3Мは小反発、前日比2.5ドル高の2,235.0ドルが終値。現物終値は、前日比0.28ドル安の2,188.00ドル。12日弱気中国CPI、PPIで景気懸念強まった。一時12月半ばの安値まで軟化。3Мは反落、前日比15.5ドル安の2,219.5ドルが終値。現物終値は、前日比16.25ドル安の2,171.75ドル。昨年12月15日以来安値low2,206.00ドル。前週末3M終値2,273ドルにたいし、53.5ドル(2.4%)下落。

 

LMEアルミVSカッパー(現物セツル USD/T)1カ月

 ―NSPは392円から380円と大幅下落。

 

 

(ニッケル) 売り警戒からの買戻しで下げ幅縮小、週間で小幅下落

 8日、他メタル軟調に連れて3Mは小反落、前週末比69ドル安の16,303ドルが終値。現物終値は、前週末比80.00ドル安の16.071.50ドル。9日に米株が前場軟調となったことが重しとなって小幅続落、前日比16ドル安の16,287ドルが終値。現物終値は、前日比22.00ドル安の16.049.50ドル。10日には売り警戒から買い戻されて反発、33日ぶり反発、前日比142ドル高の16,429ドルが終値。現物終値は、前日比139.50ドル高の16.189.00ドル。11日には予想以上の米CPI受け小反落。3M前日比9ドル安の16,420ドルが終値。現物終値は、前日比10.40ドル安の16.178.60。12日気中国CPI、PPIで景気懸念強まった。3Mは続落、前日比77ドル安の16,343ドルが終値。現物終値は、前日比86.10ドル安の16.092.50ドル。3M前週末終値16,372ドルにたいして29ドルの小幅安。

 

LMEニッケルVSカッパー(現物セツル、USD/T)1カ月

 

(鉛・亜鉛・錫) 鉛・錫は小幅上昇、亜鉛下落

 ―鉛3Mは前週末2,076.0ドルに対し12日15.0ドル(0.8%)2,091.0ドルと上昇。

 国内スタート建値は357円→354円の3円引き下げ改定。

 

LME鉛VSカッパー価格推移(現物セツル,USD/T) 1カ月

 

 ―亜鉛3Mは前週末2,562.5ドルに対し2,514.0ドル、48.5ドル(1.9%)の下落で引け。

 国内建値は10日430円→421円で9円値下げ改定。

 

 

 

 ―錫3Mは前週末終値24,622ドルに対し10日の急落を後半取り戻して24,631ドル、9ドル小幅上昇で終了。

 

 


(マクロ経済・重要イベント)

・12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が3.4%となった。市場予想の3.2%を上回った。

・12月の米生産者物価指数                                                    

 結果 -0.1% 予想 0.1% 前回 -0.1%(0.0%から修正)(前月比)              

 結果 1.0%  予想 1.3% 前回  0.8%(0.9%から修正)(前年比)   

重要イベント

米国

1月16日 製造業景況指数 2024年1月(ニューヨーク連銀)

1月17  鉱工業生産・設備稼働率 2023年12月(FRB)                           

1月18日 新規失業保険申請件数(労働省)                                

製造業景況指数 2024年1月(フィラデルフィア連銀) 

1月19日  消費者信頼感指数 2024年1月速報値(ミシガン大)

中古住宅販売統計 2023年12月(全米不動産協会)

 

 

(IRuniverse/MIRU S. Aoyama)

 

 

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