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半導体などの成長産業に貢献する タングステンモリブデン工業会新年賀詞交換会

 タングステンモリブデン工業会は17日、都内にて令和6年新年賀詞交換会を開催した。

工業会の黒金専務理事の司会により会は進行。昨年6月に工業会の理事長に就任したという東芝マテリアル代表取締役社長の白井隆雄氏がタングステンモリブデン工業会の会員各社の皆様の発展を支えていきたいと年頭挨拶。白井社長はタングステン、モリブデンとも関係ないところから東芝マテリアルの社長になられたとのこと。

 

(白井理事長)

 

 次に経済産業省情報産業課デバイス半導体戦略室長の清水英路氏が挨拶。

半導体産業の中心となる部署で、半導体関連産業を盛り上げていきたい、国内での技術発展をサポートしていきたいとのこと。

政府としても2023年度の補正予算で2兆円を半導体、生成AIの支援に充てる。また半導体製造装置含め、半導体関連産業での部品、素材もサポートしていくとのことで、タングステン、モリブデンに注目しているとの要旨を述べられた。

 

(経済産業省の清水氏)

 

 

 その後に、恒例となっている工業会の功労賞、技術賞、技能賞、の表彰式が行われ、功労賞には日本タングステンの伊東祐爾氏、元東芝マテリアルの山口悟氏が受賞。日本タングステンの伊東氏は工業会の思い出として、タングステンモリブデンの技術資料本を出したことで、黒金専務理事のためにも?最新版となる、第4版(*2009年の第3版で止まっている)の資料本を出しましょう!とユーモラスなスピーチを行った。

 

(日本タングステンの伊東氏)

 

 山口氏は今回の能登大地震に触れ、まっさきに心配したのがアライドマテリアルの富山製作所のことだったという。そして、山口氏は長いタングステン業界経、超硬工具業界での思い出を披露した。

 

 乾杯の音頭アライドはマテリアルの山縣一夫社長。同社の富山製作所も1月1日には震度5強の揺れが襲い、一部の建屋、生産設備に被害が生じ、社員総出で修復にあたり、関係会社の方々の協力によりほぼ1週間で正常稼働に戻ったとのこと。富山は地震がない、津波がない、ということで工場を建てた、ということだったが、今後の予想される天災(南海トラフ、首都直下地震)含め、改めてBCP(事業継続計画)の重要性を考えたという。

 

 全体経済の景況感については「まだら模様」で、いいところはEV、風力、太陽電池、核融合などCXに関わる部分、あるいは半導体,5G,6Gがあるが、こうした新しい市場は変化も激しい。しかしこうした成長する市場でタングステン、モリブデン製品も伸びていくことを期待した、と述べられた。

 

 

(アライドアテリアルの山縣社長)

 

 

(IRUNIVERSE/MIRU YT)

 

 

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