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日化協と住友化学、LCA 日本フォーラム表彰の最高賞を共同受賞

 一般社団法人日本化学工業協会(住所:東京都中央区、会長:福田 信夫(三菱ケミカル株式会社取締役相談役)、以下「日化協」)と住友化学株式会社(住所:東京都中央区、代表者:代表取締役社長 岩田 圭一)は、化学産業における製品カーボンフットプリント (CFP)算定推進の取り組みを対象として、第 20 回 LCA 日本フォーラム表彰において最高賞である「経済産業省 産業技術環境局長賞」を受賞した。

 

  LCA 日本フォーラムは、ライフサイクルアセスメント(LCA)に関わる産官学の交流促進ならびに LCA の啓発・普及活動の推進を目的とするプラットフォーム。同表彰は経済産業省ほかの後援により 2004 年度から実施されており、日化協は第 9 回に続く 2 度目の最高賞受賞、住友化学は第 11 回の LCA 日本フォーラム会長賞および第 18 回の奨励賞に続く 3 度目の受賞になる。

 

 今回の受賞は、日化協と住友化学が連携して行った以下の取り組みが、社会全体のカーボンニュートラル実現に向けた実効性に富む活動として評価されたものです。

 

*日化協が、化学産業におけるサプライチェーン全体の CFP 算定に関する知見を取りまとめ、2023 年にガイドラインとして公開したこと。
*住友化学が、国際基準に準拠した CFP 算定システム(CFP-TOMO®)を 2021 年に開発し、他社へ無償で提供していること。さらに日化協と連携し、上記のガイドラインにも準拠させた上で、さらなる普及に努めていること。

 

 国内では 2023 年 3 月に、経済産業省が「カーボンフットプリント・レポート」「カーボンフットプリント・ガイドライン」を発行し、業界別算定ルールを定めることを推奨している。日化協は、社会全体の温室効果ガス(GHG)排出量削減に貢献することを目指し、他業界に先駆けてガイドラインを策定・公開した。また、住友化学の CFP-TOMO®は、連産品や副産品などが複雑に関係する化学製品の CFP を簡易かつ効率的に算定できるツールとして、日化協加盟会社を中心に現在 100 社以上で活用が進んでいる。

 

 

(IR universe rr)

 

 

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