6月19日‐20日開催 レアアースシンポジウム in Tokyo REIAは前日に年次総会、欧州から参加者続々
ベルギー拠点のレアアース業界団体であるグローバルレアアース産業協会(The Global Rare Earth Industry Association :以下REIA)は自社ホームページ上で、6月19-20日にMIRUおよびJOGMECと共同で開催するレアアースシンポジウム in Tokyoの告知を行っている。前日6月18日に同社の会員向け年次総会も開催する予定で、欧州からの参加者を見込む。
REIAはシンポジウムについて「レアアース市場の進化する性質、技術開発、規制上の問題、循環型経済戦略について理解を深める機会です。この会議には、産業界、学界、政府、投資コミュニティから集められたレアアース部門の主要な利害関係者が集まります」と説明。以下の議題を取り上げるとしている。
· エネルギー転換に必要なレアアースの供給は十分か、どこから来るのか。
· 需要が高まる中、レアアースの価格はどうなる?
· レアアースの臨界性は近い将来変わるのか?
· レアアースがエネルギー転換に果たす具体的な貢献とは?
· OEMやティア1のモーター・発電機メーカーは、どのような技術や調達上の決定を下しているのか?
· レアアース生産のために開発されている最新のプロセス技術は?
· リサイクルと循環型経済の戦略は、強靭なサプライチェーンにどのように貢献するか?
· ステークホルダーは、サプライチェーンがESGに準拠していることをどのように保証できるのか?
· 機関投資家はレアアースセクターに何を求めているのか?
· 現在および将来のどの規制や指令がレアアースのサプライチェーンに影響を与えるか?
· 強固なレアアース産業の創出における政府の役割とは?
関連記事: 2024 REIA Annual Conference, Tokyo with JOGMEC&MIRU | MIRU (iru-miru.com)
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(IR Universe Kure)
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