2024/05/15 21:17
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アルミ合金と国内アルミスクラップ市況は高値圏で上値を試す展開が続いている。円安で荷が輸出向けに流れ、発生薄と重なって需給のひっ迫感が引き続き強いためだ。スクラップは全面高となっており、これにおくれて製品の国産ADCが上げ余地を探る形で相場形成は進んでいる。15日現在5月上旬比で主要スクラップが5‐25円の幅で上げ、国産ADCも5‐10円切り上げ1キロ380‐390円の水準にある。ただ、高値圏で推移するLME相場との見合いで先高期待が膨らみ、それを指標とするスクラップの国内の荷動きはむしろ細っているとの指摘もあり、実需とは離れた思惑相場の色合いもにじみ始めた。
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