高騰するUBCがついに300円目前となった。
5日に東京都東村山市、板橋区で行われた7‐9月期のアルミUBC入札では最高値298円に達した。
東京都東村山市(秋水園)7‐9月(アルミ缶Aプレス キロ当たり円)
- 玉川軽金属 298.6円
- 青木商店 294.33円
- 長岡商店 291.00円
- シンエイメタル 290円
- 永和鉄鋼 288円
秋水園の月間UBC排出量は約20トン
東京都板橋区7‐9月(アルミ缶Aプレス キロ当たり円)
- 長岡商店 297円
- 青木商店 296.31円
- 誠宇ジャパン 295円
- シンエイメタル 291円
- 玉川軽金属 288円
こちらは月間排出量が約70トン。
こちらの地区でも長岡商店が落札しているが、なかなかアクロバティックな売買を得意とされているようなので、今後の売りつなぎが注目されるところ。
青木商店はおそらく合金メーカーにつないでいる。玉川軽金属は商社、合金メーカーにつないでいるとみられるが、東村山市は思い切った判断だったか?
いずれにしても、ここからのメーカー持ち込み価格は確実に300円を超えることになる。
この300円越えがUBC高騰のピークかと思われるが、まずは次、7日(金)の千葉市での
UBC入札がひとつの天井となるのか、踊り場となるかの見極めとなろう。
文字通り、決戦は金曜日(言わずと知れたドリカムの名曲)だ。
さらに10日に横浜市の入札。千葉市での結果が横浜に出てくる流れになる。
(15年間のアルミUBC市中実勢相場の推移 ¥/kg Aプレス品)
(IRUNIVERSE/MIRU YT)