カネカの生分解性バイオポリマー「Green Planet®」スズキ船外機の梱包資材に採用
2024/06/06 14:51 FREE
株式会社カネカ(本社:東京都港区、社長:藤井 一彦)は、6月6日、「カネカ生分解性バイオポリマーGreen ®Planet (以下、Green Planet)」製のフィルム、発泡成型品が、スズキ株式会社(静岡県浜松市中央 区、社長 鈴木 俊宏)の船外機の梱包資材に採用されたと発表した。フィルムは船外機の埃除けカバーと付帯部品の袋、発泡成型品は緩衝材に使用される。
Green Planetは、石油資源に依存せず、環境にやさしいソリューションを提供したいという思いを原点に同社が開発した100%バイオマス由来の生分解性バイオポリマー。幅広い環境下で優れた生分解性を有し、土壌中に加え海水中でも容易に分解され CO2 と水に戻るため、プラスチックに よる環境汚染問題の解決に貢献する。
スズキは「スズキクリーンオーシャンプロジェクト」を立ち上げ、海洋プラスチックゴミの解決への取り組みを推進している。また、スズキマリン部門では日本で生産される船外機の完成品梱包について、2026 年度までに石油由来プラスチックの使用量をゼロにする目標を掲げる中で、Green Planetの環境性能を評価され、この度の採用に繋がった。
(IR universe rr)
関連記事
- 2025/02/07 TRE子会社のタケエイ、産官学の9団体とリサイクル技術推進に向けたCEパートナーシップを締結
- 2025/02/07 MRAI's 12th IMRC 2025 Jaipur 現場レポート④ 船と自動車の解体を手掛ける Anupama Steel Limited
- 2025/02/07 鉛蓄電池とバッテリーリサイクルの国際会議ABCおよびRecycle100 2025年9月マレーシアのボルネオ島にて開催決定
- 2025/02/07 日本ポリエチレン ISCC PLUS 認証 全工場で取得完了
- 2025/02/07 日本電気硝子 24/12期決算説明会 2年ぶりの黒字転換、大幅増益計画もリスク含み
- 2025/02/06 揺れる非鉄金属スクラップ問屋経営のいま4 中華系業者から見たヤード条例ー順守できるのは約2割?
- 2025/02/06 富士フィルム 欧州ベルギー拠点に40億円投資、半導体材料事業をさらに拡大
- 2025/02/06 ブリヂストン他 植物資源由来の合成ゴム使用タイヤを商業化推進
- 2025/02/05 “ごみゼロ社会は実現できるか!社会問題に切り込む名著
- 2025/02/05 RiburaとM.O.C 廃油回収予測AIの共同開発を開始